道具踊
更新日:2012年3月1日
「道具踊」について
文化財の区分
松山市指定無形民俗文化財
指定(登録)年月日
昭和43年10月 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市小浜 小浜地区
解説
中島・小浜に伝えられている盆踊りである。
踊りには、ヒュウガとキヤマの2種がある。ヒュウガは、音頭の初めと納めに踊る手踊りで、囃が長いのが特徴である。キヤマは、手踊りと道具踊りの組合せで、囃が短く、テンポが早く、妙味がある。キヤマは、太刀踊りともいう。「団七」「土橋」「阿波十郎兵衛」「三平お菊」などの段物を演出し、なぎなた・くさり鎌・太刀などを持った踊り手、男女が交互に並び、踊る。
道具踊は、伝説によると、懐良親王が中島に滞在中、これを慰めることを考え、武具で踊ることを始めたといわれているが、現在、仏の供養と村落の娯楽として夏の夜の風物詩となっている。
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