びゃくしん 1本(浄玄寺)

更新日:2024年9月6日

「びゃくしん」について

びゃくしん1本

文化財の区分

松山市指定天然記念物

指定(登録)年月日

昭和43年10月 指定

所在地及び所有者(管理者)

解説

 中島大浦の浄玄寺の境内にある「びゃくしん」の大樹である。
 この「びゃくしん」は幹周4.4m、樹高が約15mある。樹齢は約400年、浄玄寺が寛永10年(1633年)に現在地に移される以前からこの地にあったものといわれている。一説には、応仁2年(1468年)の文書に既に大樹であったという記録があり、1000年以上の樹齢があるともいう。
 びゃくしんは、和名がイブキ、ヒノキ科の常緑針葉樹で別名イブキビャクシン、カマクライブキと呼ばれる。本州以南の海岸地や島に多く自生しており、多くは寺社の境内に植栽されている。
 ここのほかに中島諸島では、小浜の阿弥陀堂にあるものが松山市指定天然記念物、二神島の「びゃくしん自生地」が愛媛県指定天然記念物として指定、保護されている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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