カヤの木 1本
更新日:2021年5月6日
「カヤの木」について
文化財の区分
松山市指定天然記念物
指定(登録)年月日
昭和62年5月26日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市平田町(外部サイト) 平田町
解説
平田町の南の山すそ、ミカン畑の中にある。胸高幹周3.53m、樹高25m、樹齢は推定300年以上のものであり、カヤとしては愛媛県内有数の大木である。カヤは本来、平地性のものでなく、山地に自生するイチイ科の常緑針葉樹であり、この地のような海抜僅かに30mぐらいの山すその畑の中に、高くそびえているのは珍しい。地域の人々は「かやの木さん」と呼び、地区のシンボルとしてあがめている。
カヤの大木は、県内では中島町粟井の桑名神社(幹周5.1m)、伊予三島市下猿田(幹周4.7m)、小田町中川三島神社(幹周4.3m)など、全国的に最大のものは、福島県観照寺(幹周11.8m)のものである。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603