八ツ塚群集古墳 8基
更新日:2023年8月1日
「八ツ塚群集古墳」について
文化財の区分
松山市指定記念物(史跡)
指定(登録)年月日
昭和43年10月25日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市恵原町(外部サイト) 文珠院
解説
松山平野の南丘陵部には、
墳丘の形は、後世の開発によって変形しているが、直径約7mから14mの円墳と、一辺10mをやや超える程度の方墳が半数ずつある。石室は未調査のため明確ではないが横穴式石室と推察され、時代は古墳時代終末と考えられている。八ツ塚は、前記した古墳群に対して性格的に異なることが考えられ、平野部の群集墳としても特殊なものである。
この塚は四国遍路の元祖といわれる衞門三郎の8人の子供を祀ったとの伝説も残っており、塚の頂に小祠が置かれ石地蔵が祀られている。この伝説と古墳についての関係は、民俗学的な面から今後調査する必要があろう。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603