梅津寺の鐘 1口

更新日:2012年3月1日

「梅津寺の鐘」について

梅津寺の鐘 1口

文化財の区分

松山市指定有形文化財(工芸品)

指定(登録)年月日

昭和37年11月5日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市梅津寺町 梅津寺

解説

 中国出身の名僧といわれた雪广(せつけん)禅師(1649年~1708年)は、延宝5年(1677年)に長崎興福寺の澄一の招きで来日し、松山藩松平4代藩主定直の招聘で、黄檗(おうばく)宗千秋寺4代目の住職となったが、元禄13年(1700年)に同寺を去り、梅津寺を創建した。この地が故郷の梅津によく似ているので、懐かしく思い、居を定めたという。この寺名がやがてこの地域を総称するようになった。梅津寺は、海水浴場の開設にあたり、昭和13年(1938年)10月に解体され、山手の現在地に再建されたものである。この釣鐘は、雪广(せつけん)が中国からとりよせたと伝えられるもので、高さ55cm、径33cmあり、銘に「寶永元年(1704年)甲申林鐘吉日(こうしんりんしょうきちじつ)」「支那沙門雪广潤謹題」とある。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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