測量御用宿入用帳
更新日:2012年3月1日
「測量御用宿入用帳」について
文化財の区分
松山市指定有形文化財(古文書)
指定(登録)年月日
昭和43年10月 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市中島大浦 個人蔵
解説
文化5年(1808年)8月、幕府天文方測量御用として伊能忠敬以下16人が伊予・風早郡島嶼部を測量した。その際の伊能図のうち、中島本島・怒和島の図2枚が残されている。
測量御用宿入用帳は、忠敬一行の測量回浦に同行した大洲藩世話掛中見方2人が八幡宮の神主・小田能登方に宿泊した折の入用を、小田能登が記録した文書である。献立材料などの宿賄入用に詳しく、役人接待の実態が明らかにされている。
旧中島町において「伊能忠敬の中島測量図付測量御用宿入用覚帖」として文化財指定していたものを、平成16年に名称変更した。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603