沼田氏五輪塔

更新日:2021年5月11日

「沼田氏五輪塔」について

沼田氏五輪塔

文化財の区分

松山市指定記念物(史跡)

指定(登録)年月日

昭和54年10月8日 指定

所在地及び所有者(管理者)

解説

 河野通清は、養和元年(1181年)冬、高縄城の戦いで奴可入道(ぬかにゅうどう)のために敗れて自害した。その子、通信は、伯父、沼田次郎(母の兄)の住む安芸国豊田郡沼田東村に身を寄せ、雌伏3年、元暦元年(1184年)正月、伯父の援助を得て、越智郡波方(現・今治市)で怨敵奴可入道を討ち取り、父、通清の墓前に首級を備えたと言う。
 その後、伯父、沼田次郎は柳原に住したので、五輪塔3基の最も古いと思われるのが、沼田次郎のものであると伝えられている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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