旧中島町役場所蔵文書
更新日:2024年3月21日
「旧中島町役場所蔵文書」について
文化財の区分
松山市指定有形文化財(古文書)
指定(登録)年月日
平成16年12月15日 指定
所在地及び所有者
松山市中島大浦 松山市教育委員会
解説
明治維新により各村の庄屋から戸長役場へ引継がれていた土地台帳などの文書が、町村制施行によって東中島村役場に管理され、その後、旧中島町役場へと継承された。旧中島町役場所蔵文書とは、『中島町誌史料集』(昭和50年発行)に記載されている「中島町役場所蔵文書」(伊能忠敬測量図を除く)326点と、「郡御用達賄入用帳(旧島田家文書)」を内容とする、江戸時代から明治時代までの文書群である。
長師村の天正検地帳をはじめ、松山藩の「地坪」資料など、東中島村に包括された大洲藩領・預所(天領)であった大浦・小浜村、松山藩領の長師・宮野・神浦各村関係の文書がある。松山藩・大洲藩・預所と、近世支配体制を異にする村落文書が混在することが、史料価値を一層、高めている。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
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