クスノキ 1本
更新日:2024年9月6日
「クスノキ」について
文化財の区分
松山市指定天然記念物
指定(登録)年月日
昭和43年10月25日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市窪野町(外部サイト) 正八幡神社
解説
窪野町のバス終点丹波より坂道を上ること約2kmで北谷集落があり、少し入りこむと小さいがうっそうと茂った社叢がある。ここが正八幡神社で、境内にはクスノキの大木がある。クスノキは暖地に多く自生する常緑高木で、往々非常に巨大になり、長年月を経るものがある。このクスノキは、根回り約8.5m、胸高幹周6m、樹高20mで、樹勢は極めて旺盛で木は若々しい。樹齢は300年以上と推定されている。この森の位置は海抜200m、本来暖帯から亜熱帯性のクスノキが、冬季寒冷のこの地において、このように大きく育っていることは極めて珍しく、松山市内で最大のクスノキとしての価値は高い。
松山市内にはクスノキの大木が所々にあり、余戸東5丁目の三島大明神社(胸高幹周6m)・高砂町3丁目の不論院(胸高幹周5m)のものなどがある。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603