常燈の鼻
更新日:2021年5月11日
「常燈 の鼻」について
文化財の区分
松山市指定記念物(史跡)
指定(登録)年月日
昭和57年8月20日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市津和地(外部サイト) 公有地ほか
解説
寛永14年(1637年)に松山藩によって設置された常燈堂の跡地である。
松山藩が直営の公儀接待処として「お茶屋」を開設すると、津和地港の船の出入りは頻繁になってきた。
さらに、寛永14年(1637年)10月に島原の乱が起きると、松山藩は11月には島原に出兵、軍団や軍用品などを送るため、内海航路の整備の一環として津和地港の入口・島の東の出崎に常夜燈を設置した。以来、この場所を「常燈鼻」と称するようになったという。
「常燈」は石灯台で、点灯の形式は高知県梼原町立民俗資料館蔵のものと全く同じである。火番(不寝番)が常時2名ついて薪を石燈に入れて灯を点したという。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
