畑里文書
更新日:2012年3月1日
「畑里文書」について
文化財の区分
松山市指定有形文化財(古文書)
指定(登録)年月日
昭和43年10月 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市小浜 松山市教育委員会
解説
中島・畑里地区共有の史料として伝承されてきた文書である。
土地・貢租に関する文書417点、村政関係184点、水主に関するもの103点などがある。
これらは、畑里地区総代の引継文書として保管されてきた文書と、昭和30年代に畑里・賀茂神社の拝殿の一角に残存、発見された文書群からなる。
忽那水軍以来この地の水主は重要な役割を果たしているが、天明4年(1784年)の「畑里村御水主定法御窺」では、松山藩の藩御用水主の家、人数、割当などが記録されている。畑里村は、近世以降、松山藩領で、松山藩は島の呼称を「風早嶋」、大洲藩は「忽那嶋」といった。
畑里文書は、藩政時代の畑里の土地・貢租・村政・水主・産業・救恤・治安・宗教・戸口に関する豊富な史料・文献である。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
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