小竹6号墳古墳出土馬具製品 一式
更新日:2012年3月1日
「小竹6号墳古墳出土馬具製品」について
文化財の区分
松山市指定有形文化財(考古資料)
指定(登録)年月日
平成15年8月28日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市河野別府 松山市
解説
この馬具製品は、大正末期から昭和の初期にかけて、北条・浅海本谷の小竹6号墳から発掘されたものである。このとき、鉄製品(手斧・直刀)・耳輪・玉類(勾玉・トンボ玉)・須恵器も一緒に出土したという。
指定されているのは、鐘形鏡板が鉄地金銅張りで、2個(102ミリメートル×105ミリメートル、73ミリメートル×68ミリメートル)。
これらには、厚手の鋳金が多く残っており、中でも鐘形鏡板は、全国でも十数例しか出土例がないもので、風早の古墳文化を知る上で貴重な資料である。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603