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貞治年間の五輪塔残欠と板碑 2基

更新日:2012年3月1日

「貞治年間の五輪塔(ごりんとう)残欠と板碑(いたび)」について

貞治年間の五輪塔残欠と板碑

貞治年間の五輪塔残欠と板碑

文化財の区分

松山市指定有形文化財(建造物)

指定(登録)年月日

昭和43年10月 指定

所在地及び所有者(管理者)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。松山市長師(外部サイト) 真福寺

解説

 真福寺の板碑には、小浜にある愛媛県指定「文中の板碑」の南朝の年号に対して、北朝の貞治年号が記されている。建立年月日は「貞治二年■月七日」とある。貞治2年は1363年、「文中の板碑」の文中元年が1372年であることから、僅か9年間に北朝、南朝の年号が使い分けられている。
 また、後醍醐天皇の皇子・懐良親王を擁し、南朝側に与した忽那義範の没年は不明であるが、彼に関係した文書で正平11年(1356年)より後のものがないことから、義範が瀬戸内海を縦横に活躍した時代からも余り隔てていない時のものとも想像される。
 「碑には北朝の年号を刻みつつ、北に向かい北朝を睨みつけている。」という伝説があるほどに、忽那水軍の多くは南朝方に属していたが、その一方で、南北朝時代の勢力争いの中を上手にくぐりぬける人々の知恵も窺われる。
 五輪塔は、古石で風化が著しく、苔に覆われている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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