ソテツ 1本

更新日:2021年5月6日

「ソテツ」について

ソテツ

文化財の区分

松山市指定天然記念物

指定(登録)年月日

昭和43年10月25日 指定

所在地及び所有者(管理者)

解説

 平井町にあるこのソテツは、文化年間(1804年~1817年)ごろに植えられたといわれている。むかし、この地には天狗がいて、音右衛門という人が、この地に人が住めることを確認し、開拓に成功したので、歓喜天を祀りソテツを植えたという伝承がある。
 ソテツは雌雄異株であるが、この株は雌で、結実する。根回り2.3m、目通り周囲2m、地上2mのところから四方に枝を張る1本立ちの大木であったが、幹部が腐朽し、現在は幹部の周囲から分岐した新たな枝が多数見られる。
 ソテツは本来、亜熱帯性のもので、日本では宮崎、鹿児島、沖縄県に自生があるが、その他は植栽のものである。ソテツは時に結実することがあるが、それは雄株の花粉が風によって飛んできて、受粉するのであって、いわゆる風媒花植物である。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

市指定文化財

情報が見つからないときは

よくある質問

広告枠

サブナビゲーションここまで