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弥勒の鐘 1口

更新日:2012年3月1日

弥勒(みろく)の鐘」について

弥勒の鐘 1口

文化財の区分

松山市指定有形文化財(工芸品)

指定(登録)年月日

昭和43年10月 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市中島大浦 長隆寺

解説

 高さ98.0センチメートル、径51.3センチメートル、鋳銅製。薬師如来・天女像が陽鋳され、発起人の尭音の名が刻まれている。「弥勒の鐘」の名称は、銘文の中から採ったものである。竜頭に穴が空いているのがこの鐘の特徴である。
 文化年間(1804年〜1817年)、法蓮寺(現・東温市上林)の老僧・尭音は、隠居の身で、親友の長隆寺第24世・有秀に梵鐘の寄進を思い立ち、忽那諸島(柱島を含む)や地方の大洲領内を托鉢して浄財を求め、文化8年(1811年)完了した。資金は托鉢・寄付金で、婦人が浄財の一部として金の簪も鋳込まれたと伝えられている。
 鐘は、豊後の鍛工4名が来島し、長隆寺の仁王門の傍らに炉を築き鋳造、その音は黄鐘調と称されて余韻が70呼吸のあいだ続くといわれている。

※ 黄鐘調(おうしきちょう);日本雅楽の六調子の一つ。黄鐘の音を(きゅう)(中心音)とする旋律。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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