忽那島八幡神宮樹叢
更新日:2021年5月6日
「忽那島 八幡神宮樹叢 」について
文化財の区分
松山市指定天然記念物
指定(登録)年月日
昭和43年10月 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市中島大浦(外部サイト) 忽那島八幡神社
解説
中島・忽那島八幡神社の境内には、約300種の草木が繁茂し、さながら原始の林相を示している。
ここには、中島諸島の代表的な暖地植物と山地植物の大部分が集まっているとさえ考えられており、樹叢は島人の信仰に支えられ、現存している。
主にアリドウシ、オオムラサキシキブ、オニヤブソテツ、カゴノキ、サイコクトキワヤブハギ、ツルコウジ、ハエドクソウ、フウトウカズラ、ホウライカズラ、ホルトノキ、ムサシアブキ、ヤマカシュウなどがみられる。また、北方系のノシラン(野紫蘭)と南方系のサツマスゲ(薩摩菅)が一所に自生しているのは珍しく、植物学的にも貴重な資料である。
神輿庫の手前には目通り8m、樹高22mを超える楠の大樹が天空にそびえ、神木として崇められている。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603