太閤検地帳
更新日:2012年3月1日
「太閤検地帳」について
文化財の区分
松山市指定有形文化財(古文書)
指定(登録)年月日
昭和43年10月 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市一番町 松山市
解説
紙本、「天正十五年、長師村御拾地帳」の表題がある。
天正15年(1587年)、豊臣秀吉が諸国の検地を断行した際に調製されたものである。秀吉は、この年には既に豊臣姓を賜り、天下人として刀狩り・検地を行い、全国統一がなされた時期にあたる。
奈良時代の律令制度では8尺四方を1坪、360坪で1反としていたものを、太閤検地では6尺3寸(191センチメートル)四方を1坪とし、300坪で1反と決めた。
長師村の検地は大洲藩戸田氏の手によって行われた。記帳された地名・石高・所有者名などは時代の変遷により大きく変わったが、今なお30か所余りの地名が当時のまま使用されている。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
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