石造阿弥陀如來坐像 1躯
更新日:2021年5月12日
「石造阿弥陀如來坐像 」について
文化財の区分
松山市指定有形文化財(建造物)
指定(登録)年月日
昭和53年5月10日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市善応寺(外部サイト) 善応寺部落
解説
徳治2年(1307年)の造像であり、愛媛県下の石造物の中では古いもののひとつと伝えられている。善応寺部落では七仏様の一つとして古くより崇め尊んでいる。
この石像は阿弥陀独特の定印を結んでおり、像の後ろにみられる石は、阿弥陀の48の光背をかたどっていたものと考えられる。
阿弥陀堂という小字の面積は、3.09平方メートルあり、因みに善応寺のホノギの数は田畑117、山林21に分けられているその一つである。
阿弥陀様の社の近くを流れている河野川の堰にも阿弥陀井出堰の名称がある。日浦経塚(長正寺)のあたりで出土したと伝えられている。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603