仏像群 43躯

更新日:2012年3月1日

「仏像群」について

文化財の区分

松山市指定有形文化財(彫刻)

指定(登録)年月日

昭和39年7月25日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市庄 庄部落

解説

 庄・薬師堂内に安置されている仏像43躯で、比較的保存のよいものと、損傷を受けたもの大小の像である。製作年代の幅は広く、10~12世紀のものと推定される。
 武装した形の二体は帝釈(たいしゃく)天像、天衣をまとった形の軟顔の三体は吉祥(きっしょう)天像と思われる。
 薬師如来を中心として12神将の一部と吉祥天、帝釈天がこの仏堂に集められていることは、この地にかなりの規模の伽藍(がらん)のあったことを証明づけるものである。昔時、兵火にかかり享保7年(1722年)と明治19年(1886年)の大洪水にあいながら、今日までこれだけの諸像が損傷しながらも保存されていることはまことに幸いである。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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