令和6年4月23日「第21回 坊っちゃん文学賞」について

更新日:2024年4月24日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和6年4月23日(火曜日) 午前11時から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:15人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202404/21bocchanboshu.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202404/bocchanyomisibai2024.html)

議題

  • 「第21回 坊っちゃん文学賞」について

会見要旨

 それでは本日の議題「第21回 坊っちゃん文学賞」についてです。
 坊っちゃん文学賞は市制100周年を機に、近代俳句の父、正岡子規を生み、明治の文豪、夏目漱石の小説『坊っちやん』に描かれた街という松山市の豊かな文学的土壌を生かし、新しい青春文学の創造と本市の文化的なイメージを高め、全国にPRするため昭和63年に創設しました。その後20回36年継続し、人気作品や受賞後も活躍を続ける作家を生み出してきました。
 第4回大賞の敷村良子さんの『がんばっていきまっしょい』は、実写映画化やテレビドラマ化され、今年10月25日(金曜日)に松竹で初めて劇場アニメーションとして全国で公開されます。監督・脚本は、ファイナルファンタジーXIVの監督を務めたほか、国際映画際でもノミネートされるなど世界で注目される櫻木優平さん、脚本は、『妖怪ウォッチ』や『五等分の花嫁』など数々のヒット作品を手掛ける大知慶一郎さんです。坊っちゃん文学賞第7回大賞の瀬尾まいこさんは2019年の本屋大賞を受賞され、作家への道へ進まれました。坊っちゃん文学賞は令和元年、第16回からショートショートの文学賞にリニューアルし、去年、第20回は全国47都道府県に加え、海外からも作品が寄せられ、最年少は8歳、最年長は93歳と幅広い方から8,014点の応募がありました。
 今年も4,000字以内のショートショートの作品を募集します。テーマは自由です。誰もが気軽に書き始められるショートショートは、書く楽しさを感じてもらいやすく、世代を問わず参加でき文学の間口を広げます。俳句と同じ短い言葉で表現する特長を生かし、この賞を文学の入り口に、これまで松山市が進めてきた「ことばと文学のまち松山」の魅力をさらに広く発信したいと考えています。募集期間は来月、令和6年5月1日(水曜日)から9月30日(月曜日)までの5カ月間です。
 審査員長は、松山市出身で「情熱大陸」や「ラジオ深夜便」などのメディアに多数取り上げられているほか、樹立社ショートショートコンテストで『海酒』が最優秀賞を受賞するなど、若手ショートショート作家の旗手として活躍されている東京大学工学部、東京大学大学院工学系研究科卒の田丸雅智さんです。審査員は、声優、ナレーターで第7回声優アワード助演女優賞を受賞し、アニメをはじめ報道番組のナレーターやインターネットラジオステーション音泉、「音」の「泉」と書きます、での朗読番組などさまざまな方面で活躍されている大原さやかさん、映画監督で、映画『溺れるナイフ』のほか『生きるとか死ぬとか父親とか』でテレビドラマの初監督を務め、またRADWIMPS、乃木坂46、Aimer、back numberなどのミュージックビデオの映像監督も務める山戸結希さんと、さまざまな分野から個性豊かな皆さんにお願いしています。そしてアンバサダーには引き続き松山市出身で、GENERATIONS from EXILE TRIBEのリーダーで松山市の「いい、加減。まつやま」応援団特別団員でもある白濱亜嵐さんに就任いただき、SNSなどで情報を発信し、多くの人に応募いただけるようPR活動をしていただきます。
 結果発表と表彰式は、来年1月末から2月ごろの予定です。大賞受賞者には賞金50万円を贈るほか、受賞作品はKADOKAWAが発行する雑誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されます。
 また第20回に引き続き受賞作品への応援や感想などメッセージを募集します。前回は175件の応募があり、作者へお伝えしました。坊っちゃん文学賞に応募し入賞すると読者から感想が届きます。創作活動に生かしていただきたいと思います。
 また令和4年からショートショートの受賞作品を舞台化し、作品の原文をそのままに朗読と演劇を融合させたよみ芝居公演を行っています。作品の魅力を多くの方に伝えることができ大変好評でした。今年も継続し、よみ芝居公演を開催します。日程は今年、令和6年8月3日(土曜日)の夕方6時からと8月4日(日曜日)の午前11時からと午後3時からの3公演です。会場は松山市総合福祉センターの1階の大会議室で、上演作品は第17回大賞の『ドリームダイバー』、第18回佳作の『父の化石頭』、第19回佳作の『空色ネイル』です。観覧者の募集開始は5月1日(水曜日)から先着で、松山市ホームページの申し込みフォーム、または往復はがきに必要事項を記入し、申し込んでください。
 これまで「ことばと文学のまち松山」を一緒に育んできた市民の皆さんや全国の文学ファンの皆さんに感謝し、また一人でも多くの皆さんに応募していただき、坊っちゃん文学賞をさらに大きく育てていきたいと考えています。
 説明は以上です。

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