令和5年12月26日「第20回 坊っちゃん文学賞表彰式」について

更新日:2023年12月27日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和5年12月26日(火曜日) 午前10時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:16人

議題

  • 「第20回 坊っちゃん文学賞表彰式」について

会見要旨

 それでは本日の議題、第20回 坊っちゃん文学賞表彰式について説明します。
 先日一次、二次の審査で20作品に絞られた中から審査員3名、現代ショートショートの旗手、田丸雅智さん、声優、ナレーターの大原さやかさん、映画監督の山戸結希さんが最終審査をし、6つの作品が通過しました。来月1月25日(木曜日)に審査員と受賞者の方々に参加いただき、大賞1点と佳作5点の結果を発表し表彰式を行います。
 作品名は50音順で、『鯉のぼり』藤原チコさん、愛媛県、『砂道教室』尻野ベロ彦さん、東京都、『純愛の繭』たておきちはるさん、岩手県、『のどぼとけさま』望月滋斗さん、茨城県、『ライフ・イズ・ア・ムービー』望月滋斗さん、茨城県、望月さんは2作品が選ばれています、『ルビぃなヤツら』まり。さん、東京都の6作品です。
 審査員長の田丸雅智さんから、「まずは、ご応募くださったみなさまに心から感謝申し上げます。今年は、過去2番目に多い8千作以上の作品が集まり、本当にありがたい限りでした。最終候補に残った20作品は今年もレベルがとても高く、審査時間は、過去最長の4時間超えとなりました。そして、熱い議論の末に、審査員一同が納得できる素晴らしい受賞6作品を送りだすことができました。その6作の披露、そして大賞の発表も楽しみにしていてください。」とコメントを頂いています。
 大賞作品は、本とマンガを中心に物語を伝える情報マガジンでKADOKAWAが10万部を発行し、最新のエンタメに敏感に反応する30代の男女を主な読者層とする「ダ・ヴィンチ」4月号、3月6日発売に全文掲載されます。
 8千点を超える応募の中から選ばれる作品です。表彰式で素晴らしい作品と受賞の喜びを、受賞者と審査員の皆さんと共有したいと思います。
 また表彰式の令和6年1月25日(木曜日)から2月25日(日曜日)まで、第20回の受賞作品の感想を初めて坊っちゃん文学賞公式ホームページで募集します。応募者には抽選でまつやま農林水産物ブランドなどを贈り、頂いた感想は作者の皆さんへ伝えます。作者の方から、「感想が届くというのは、励みやモチベーションになる」「普段一人で執筆をしているので、読者と繋がりが持てることが嬉しい」といった声をこれまで頂いており、創作活動の励みになればと考えています。また多くの方に受賞作品を読んでいただき、ショートショートに親しむきっかけにし、坊っちゃん文学賞の認知度をさらに高めます。

 さて令和5年も残すところあと5日になりました。報道の皆さんには今年も1年大変お世話になりました。この1年を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染症が5月8日から5類感染症に位置付けられ、ウィズコロナ、アフターコロナの社会経済活動の本格的な回復に向け、新しいチャレンジを続けてきた1年でした。 
 一方、エネルギーや食料品などの物価高騰が続き、地域経済対策で資金繰りが厳しい事業者の皆さんを支援するため、松山市独自の無利子・信用保証料なしの融資を含む融資総額を引き続き過去最大の400億円で確保し、借換制度も継続するほか、小売店や飲食店などで消費を喚起するため、プレミアム付商品券事業を実施し、総額35億円規模の消費効果を見込み、地域経済を力強く支えています。
 また観光戦略では、「瀬戸内・松山構想」のターゲットに、これまでの関西地域に九州地域を加え、鉄道や船舶事業者のほか、初めて航空事業者とも連携して旅行商品を造成し、全国から誘客を推し進めています。
 少子化対策では、今年4月から新しくこども家庭部を設け、出会いから結婚、妊娠、出産、育児などライフステージに応じた支援を充実させるほか、2年連続で待機児童ゼロを達成しました。今月12月1日からは子ども医療費の無料化を満18歳の年度末まで拡大しています。また将来の健康や妊娠・出産に備え、プレコンセプションケアの費用助成を開始したほか、ヤングケアラー専門の相談窓口を設け、コーディネーターが学校を訪問し、早期に気付き、適切に対応しています。そして7月には中学生の土曜塾に加え、小学5年生、6年生を対象にまつじゅくを市内3カ所に新設し、子どもの学びを保障しています。これからも子育て世帯の経済的負担を減らすとともに安心して出産や子育てができる環境を整え、社会全体で子育てを応援していきます。
 また住み慣れた地域で安心して暮らせるよう3月に高齢者の見守りで、ふれあい収集を市内全域に広げ、一人暮らしでごみ出しが難しい高齢者の自宅前まで職員が訪問し、負担を減らすほか、孤立化を防ぎ支えています。
 そのほか10月には、ねんりんピック愛顔のえひめ2023で、松山市はソフトバレーボールやテニス、俳句など一つの自治体で過去最多の10種目の交流大会を行いました。どの会場でも60歳以上の方々を中心に、年齢を感じさせない元気でハツラツとしたプレーや、おもてなしの心で応対するボランティアの皆さんのおかげで、全国から松山に訪れた多くの方から、「松山に来てよかった」「また訪れたい」と声を頂いています。大会をさまざまな形で支えていただいた関係する全ての方に、心から感謝を申し上げます。
 私が特に思いをもって取り組んでいるタウンミーティングは、133回を数えます。今年は地域別に加え、次期総合計画の策定に向けて、高校生や大学生、若手社会人を対象に特別版を開催し、将来のまちづくりの主役になる若い世代の声を聞き、一層多くの方に参加いただきました。これからも市民の皆さんと対話を重ね、「市民目線」を大切に、「現地・現場」を大切に、一人でも多くの人を笑顔にできるよう持続可能なまちづくりを進めていきます。
 市民の皆さんには年末年始、インフルエンザや新型コロナウイルスの感染予防をお願いします。記者の皆さんも年末年始、何かと忙しいと思いますが、よい新春をご家族ともどもお迎えください。 
 説明は以上です。

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