令和6年11月12日「キャッシュレス決済ができる窓口の拡大」について
更新日:2024年11月13日
※この動画は、松山市長記者会見の冒頭(市長説明)を掲載しています。
- 日時:令和6年11月12日(火曜日) 午前11時から
- 場所:本館3階第1会議室
- 記者数:14人
【報道資料】キャッシュレス決済ができる窓口をさらに拡大します
(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202411/cashless_kakudai.html)
議題
- キャッシュレス決済ができる窓口の拡大について
会見要旨
本日の議題の前に、11月2日(土曜日)の大雨について松山市では、松山地方気象台の1890年の観測以来135年で最も多い、1時間の雨量78mmの大雨となりました。11月11日(月曜日)午後4時時点で、床上浸水130棟、床下浸水368棟のほか、道路、農道、水路などの被害を確認しています。被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。幸い人的な被害はなかったものの、改めて気象変動がもたらす時期を問わない大雨などへの対策を重ねていく必要があると感じています。自助、共助、公助の三つの輪をしっかりとつなげ、まつやま版の地域防災力を強化していきますので、市民の皆さんにもご家庭での備えを改めて考えていただきたいと思います。
松山市では被害に遭われた方々に寄り添って支援するため、個人宅の災害ごみは依頼に応じて収集に伺うほか、罹災証明書の発行に必要な住家などの被害認定調査を翌日から開始し、罹災証明書の申請受け付けと交付と合わせ災害見舞金の対象の方に関係書類をお送りし、返送があった方から速やかに給付しています。また8日(金曜日)から、松山市独自で最大100万円、無利子の融資制度を設け、申し込みを受け付けています。対象は住宅や家財に被害を受けた方、店舗や工場、事務所などに被害を受けた商工業者の方、農林漁業用の施設、設備などに被害を受けた農林漁業者の方で、復旧などにかかる費用の相当額を無利子で融資します。このほか固定資産税などの減免、家屋などの浸水消毒、こころとからだの健康相談などの支援をしていますので、対象となる方はご活用ください。
加えて現在、道路や水路のほか農業用の施設などの復旧のため、緊急に必要な費用を予算措置する準備を進めています。事業費や内容がまとまり次第お知らせします。
それでは本日の議題、キャッシュレス決済ができる窓口の拡大について説明します。
松山市はこれまで普及が広がっているスマートフォンで簡単に決済ができるコード決済をはじめ、クレジットカードや電子マネーを使ったキャッシュレス決済を導入し、外国人観光客の誘致に向けたインバウンド対策のほか、市民の皆さんや施設利用者の利便性を高めています。令和2年に多くの観光客が利用する松山城や道後温泉など8カ所の観光施設の観覧料や施設利用料でキャッシュレス決済を導入し、令和3年から住民票の写しや印鑑登録証明書などを発行する市民課とサービスセンターに、令和4年からは医療費の支払いで、保健所の急患医療センターにも導入して支払時の接触機会を減らし、新型コロナウイルスなどの感染対策にもつなげてきました。加えてクレジットカードやコード決済を利用し、自宅などからマイナンバーカードを使って、オンラインで戸籍の附票の写しなどが請求できるようにしています。
そして今年の新たなDXの取り組みの一つで、キャッシュレス決済ができる窓口をさらに拡大します。先行して7月から都市生活サービス課や医事薬事課など5カ所で都市計画証明書の手数料や、医薬品販売業許可申請など216業務にキャッシュレス決済を導入しており、「お金を準備する必要がなく便利になった」「納付書を持って銀行まで往復する手間が省けて良い」などの意見を頂いています。
来月12月2日(月曜日)からは、新たに各課窓口やスポーツ施設、公民館、公立保育所など87カ所で、各種証明書の手数料や施設利用料など166業務の支払いで利用でき、今年、合わせて92カ所、382業務で導入となります。これまで現金や納付書のみの取り扱いだったのがクレジットカードや電子マネー、スマートフォンでのコード決済も使えより便利になります。これからもDXを積極的に推し進め、市民サービスを一層高めるとともに、デジタル化で業務を効率化していきます。
説明は以上です。
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