令和4年4月26日 新型コロナウイルス感染症について

更新日:2022年4月26日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和4年4月26日(火曜日) 午前11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:12人

議題

  • 新型コロナウイルス感染症について

会見要旨

 新型コロナウイルス感染症について、昨日の陽性確認は現在最終確認中ですが、速報値でこれまでで最も多い230名以上になる見込みです。日によって増減を繰り返しているものの、感染の連鎖は続いています。先週の感染状況は、年代別では、特に20代以下の若い世代で全体の6割を占めています。一方3回目のワクチン接種が進んでいる50代以上は陽性者に占める割合が確実に減っています。感染経路別では、感染経路が判明した人の約6割が家庭内感染でした。感染回避行動を徹底し、職場と家庭を往復しているだけの方の感染も多くみられます。
 今週末からゴールデンウィークです。県外との往来や普段会っていない人と食事をする機会が増えると思います。去年のように旅行や帰省、不要不急の外出の自粛は求められていませんが、現在県内の警戒レベルは感染警戒期です。感染対策と社会経済活動を両立していくため、前提条件として愛媛県では、感染回避行動を徹底する。特に会食ルールなどを守る。他者に感染を広げた場合の経済活動や医療負荷など、社会への影響を意識するの3点が求められています。県庁所在地である松山市では、人口規模をはじめ、県外からの観光客や出張者も多く、県内の陽性者の約半数を松山市保健所で対応しています。これ以上陽性確認が増えると疫学調査などが追い付かなくなり、濃厚接触者の特定などが遅れ、さらに感染が広がることも懸念されます。
 そのため本日午前、松山市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、ゴールデンウィークに向けて感染防止対策を徹底するよう全庁で再確認しました。また高齢者や障がい者、子育てなど社会福祉施設をはじめ、大学、専門学校、小学校、中学校、事業者に注意喚起を行いました。保健所はもちろん、市職員は総力を挙げて新型コロナウイルスへの対応に取り組んでいます。
 市民の皆さんは、くれぐれも気を緩めず基本的な感染防止対策を継続してください。一つ、県外との往来には十分注意をお願いします。訪問先の感染状況を必ず確認し、現地の注意事項に従ってください。感染リスクの高い行動を避け、感染回避行動を徹底してください。感染が十分に減少していない地域への訪問は、特に注意してください。松山に帰った後1週間は、体調管理に十分注意してください。二つ、県内での行動は、換気の悪い混雑した場所など感染リスクの高い場所への出入りを控えるようお願いします。三つ、会食は、感染対策が徹底されている認証店を推奨しています。大人数、長時間を避け、1週間以内に感染リスクの高い行動をとった方や体調の優れない方は、絶対に出席しない、させないようお願いします。四つ、発熱や咳、のどの痛み、倦怠感など少しでも風邪のような症状がある場合は外出を控え、医療機関に連絡し速やかに受診してください。自分を守り、家族を守り、地域を守るため、市民の皆さんのご協力をお願いします。
 またワクチン接種については、1回目、2回目のワクチン接種後その効果は時間の経過とともに低下していきます。現在主流のオミクロン株に、別系統で感染力がさらに強いとされるBA.2が出現しています。そのため若い人でも感染が拡大し重症例が増加することが懸念されています。後遺症で嗅覚や味覚障害を発症したり、強い倦怠感が続いたり、さまざまな症状がみられる場合があると報告されています。ワクチン接種は、オミクロン株に対し発症を予防したり重症化を防ぐ効果が期待できます。身近な医療機関での個別接種や、平日仕事などで時間が取れない方には土曜日や日曜日に集団接種会場を設けています。ファイザーワクチンの会場は、5月1日(日曜日)は松山競輪場、5月8日(日曜日)はアイテムえひめで追加しています。高校生や大学生など若い皆さんも早めに3回目のワクチン接種をお願いします。週末の集団接種の空き情報は松山市の公式LINEでもお知らせしています。ご活用ください。今後も一人でも多くの方にできるだけ早く、何より安全で安心して接種を受けていただけるよう取り組みます。

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