令和7年1月28日「ブランドロゴの投票結果とPR動画の発表」についてほか
更新日:2025年1月29日
※この動画は、松山市長記者会見の冒頭(市長説明)を掲載しています。
- 日時:令和7年1月28日(火曜日) 午前11時から
- 場所:本館3階第1会議室
- 記者数:15人
【報道資料】新ブランドスローガン「幸せになろう。」のブランドロゴが決定しました
(https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/citybrand/matsuyama_brand/brandlogo.html)
【報道資料】ブランドスローガン「幸せになろう。」のPR動画を制作し、公開します
(https://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202501/brandmovie.html)
坂の上の雲ミュージアム第18回企画展テーマ展示(PDF:720KB)
坂の上の雲ミュージアム第18回企画展テーマ展示フライヤー(PDF:1,422KB)
議題
- ブランドロゴの投票結果とPR動画の発表について
- 坂の上の雲ミュージアム第18回企画展テーマ展示「
あし は、“何”になろうか-『坂の上の雲』にみる明治の気分」について
会見要旨
それでは本日の議題2件について説明します。
まずブランドロゴの投票結果とPR動画の発表についてです。
松山市は市の内外から「選ばれるまち」を目指し、現在、第2期松山市都市ブランド戦略の策定を進めています。先行して去年10月に松山市の新しいブランドスローガン「幸せになろう。」を発表し、ブランドロゴを決める投票を実施していました。その結果3つの候補から松山市の新しいブランドロゴが決定しました。市の花「つばき」をイメージした赤い輝きは一人ひとりの幸せを表現し、それがやがて大きな花束になるように個々の幸せが集まり、松山全体に広がる未来を表しています。
投票総数は2万7,847票、このデザインが最多の1万166票を集めました。投票いただいた皆さん、ありがとうございました。この新しいブランドロゴは、ポスターやチラシをはじめ、職員の名札や名刺などさまざま活用し、本市のブランドイメージを高めていきます。
次にブランドスローガンとロゴを一人でも多くの方に知っていただけるよう、PR動画を制作しました。一つ15秒で10種類を制作する予定で、今日はそのうち5つをご紹介します。それではこちらの画面をご覧ください。(動画を放映)松山市ブランディングサイト(https://www.brand.city.matsuyama.ehime.jp)(外部サイト)
動画は全て松山市内で撮影し、出演は松山市民の方に協力いただきました。「幸せになろう。」が皆さんの心に残るような映像になったと考えています。これらの動画は、明日1月29日(水曜日)から松山市のブランディングサイトで公開するほか、商店街のストリートビジョンなどで放映していきます。残りの動画は市民の方へのインタビューと合わせ順次公開し、本市の魅力を積極的に発信していきます。
次に坂の上の雲ミュージアム第18回企画展テーマ展示「
坂の上の雲ミュージアムは司馬遼太郎さんの小説『坂の上の雲』を生かしたまちづくりの中核施設で、今年の4月に開館17周年を迎えます。設計は世界的な建築家の安藤忠雄さんで、成長するミュージアムとして毎年、新しいテーマで企画展を開催し、『坂の上の雲』に描かれた近代国家とそこに生きた人びとの姿をさまざまな角度から紹介してきました。
18回目の企画展は、青少年期の秋山好古・真之や正岡子規が、「あしは、“何”になろうか」と自問自答しながら自己の確立を求めて、成長していく姿にスポットをあて、3月12日(水曜日)から来年2月15日(日曜日)まで開催します。
展示は3つのコーナー、「信さんの道」、「淳さんの道」、「升さんの道」を中心に展開します。「信さんの道」では、無料で学べるという理由で大阪の師範学校に入り、一度は教職の道へ進んだ青年期の秋山好古が、転じて陸軍士官学校に入り直し、騎兵将校として成長していく様子を紹介します。「淳さんの道」では、兄、好古に導かれて上京して東京大学予備門へ進学するも理想と現実の間で葛藤し、活躍の場を海軍に求めた若き日の秋山真之を紹介します。「升さんの道」では、立身出世を志して上京し、多感な青少年期を過ごしていた正岡子規が、病により長く生きられないことを悟り俳句革新に情熱を傾けていく姿を紹介します。
展示資料は、秋山好古が陸軍士官学校への入学を決意し、教員を辞める際に提出した辞職願を県内で初めて公開するほか、秋山真之の海軍兵学校時代の成績表やノート、少年時代の正岡子規が立身出世への思いを綴った漢詩作品など、三人の主人公の青少年期を象徴する貴重な資料ばかりです。また従軍カバンと仕込杖は、正岡子規が従軍記者として日清戦争に派遣された際に持参したもので、二つが同時に松山で展示されるのは約20年ぶりです。仕込杖は年間を通して、従軍カバンは3月30日(日曜日)までの公開です。初公開は、秋山好古が少年時代から晩年まで漢学に親しんだことを物語る書作品や、秋山真之の海軍兵学校での生活の様子を伝える任命書などです。迷い悩みながら自らの進むべき道を見出していく、明治日本の若者たちのさまざまな資料を通して、小説『坂の上の雲』に描かれた「明治の気分」を感じてもらいたいと思います。
一般公開に先立ち3月11日(火曜日)に報道の皆さんや関係者へ内覧会を行い、翌12日(水曜日)午前9時から第18回企画展を開始します。多くの方にお越しいただきたいと思います。
今日の記者会見終了後、テーマ展示に関し、菅康弘総館長と西松学芸員がレクチャーを行います。総館長の菅さんですが、ご存じの方も多いかと思います、愛媛の方でらっしゃいます。愛光中学、愛光高校を経て東京の大学へ、そしてNHKに入られまして、今、夜の日曜日の11時から再放送されておりますNHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』のエグゼクティブプロデューサーを担当されました。名古屋放送局、NHKの名古屋放送局の局長、またNHKの理事ですから民間企業でいうと役員になりますが、NHKの役員を務めた方でいらっしゃいます。番組の制作の時にいろいろ調べられておられまして、もう『坂の上の雲』が頭につまっている方でらっしゃいます。今日は菅康弘総館長から、このあと説明させていただくことになっています。いろいろと聞いていただいたらと思います。
説明は以上です。
※司馬遼太郎氏の「遼」の字はしんにょうの点が二つです。
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