令和5年8月25日「令和5年9月定例市議会補正予算案等」についてほか

更新日:2023年8月28日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和5年8月25日(金曜日) 午前11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:13人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202308/shouhinkenstart.html)

議題

  • 令和5年9月定例市議会補正予算案等について
  • まつやまプレミアム付商品券とまつやまキャッシュレスポイント還元について

会見要旨

 それでは本日の議題2件について説明します。
 まず本日9月定例会の招集告示を行いましたので、提出を予定している議案に関し、補正予算案の主要事業についてです。今回の補正予算では、大雨で被害を受けた農業や畜産業の事業の継続を支援するほか、公共施設などの復旧を引き続き進めます。また子育て・教育環境をさらに充実させるとともに、関係人口の拡大と地域経済の活性化などにも取り組みます。
 まず大雨被害への支援と復旧です。今年6月30日からの大雨で、市内では2日間で平年の7月の1カ月の降水量を上回りました。被害が発生した時から松山市はいち早く現状を確認し、住宅が被災してお困りの方に市営住宅へ入居を案内したり、道路や水路など被災箇所は市民生活に影響が大きい所から優先的に復旧を進めました。また先月7月に2回にわたり補正予算を速やかに編成し、被害を受けた方々へ松山市独自の無利子の融資制度を設けたほか、全壊した家屋など災害廃棄物の解体や撤去を支援しています。今回の補正予算では農業や畜産業の施設や機械を復旧する費用に補助し、事業の継続を後押しします。また道路の補修やため池など農業用施設の復旧を、引き続き迅速に進めます。
 次に子育て・教育環境の充実です。松山市は現在、病児保育を市内中心部のほか南部地区と東部地区の3カ所で実施しています。さらに子育てと仕事の両立を支えるため、北部地区と西部地区で病児保育を行う事業者を公募し、両地区で1カ所ずつ2つの事業者を決定しました。これらの事業者が事業を開始するのに必要な施設の整備費用などを補助します。病児保育ができる施設が市内で5カ所になり、子どもが病気になっても安心して預けられる環境が一層充実します。また国の補助金を有効に生かし、新玉小学校で照明をLED化するほか、立岩小学校で体育館のトイレと屋外トイレを洋式化するなど教育環境をさらに良くします。
 次に関係人口の拡大と地域経済の活性化です。ふるさと納税の寄附が増える11月から12月にかけて、これまで松山市に寄附を頂いた方などに松山市の観光や体験などの情報を効果的に発信し、観光客など関係人口と寄附額を増やします。農業では、米や麦の生産性を高めるためコンバインとトラクターの導入や、県オリジナル品種のイチゴ「紅い雫」を生産している農家が、日照時間を補い生産量を増やせるLED照明を導入するのに補助します。「紅い雫」は糖度が高く、酸味もある濃厚な味と評価されており、生産を支援して生産者の所得を高め、農業を発展させます。また市民生活に関連の深い市道と農道や水路の整備など市単独の公共事業を進めます。
 可燃ごみの収集運搬をはじめ、市役所のコールセンターや総合案内などの業務は、引き続き民間に委託するため債務負担行為を設定し、来年度当初からの執行に必要な準備をします。加えて昨日、県で発表されたとおり、松山空港のソウル線が今年の10月29日(日曜日)以降、週5便から週7便に増便されます。松山市はこれまでも県と連携して国際線を支援しており、増便に関する予算案を後送議案で提出する予定です。
 以上の補正予算のほか、議案書の別号議案関係では味生第二小学校の校舎を改修する工事請負契約の締結に関する議案などを提出する予定です。

 次にまつやまプレミアム付商品券とまつやまキャッシュレスポイント還元についてです。エネルギーや原材料価格など物価高の影響を緩和するため、プレミアム付商品券を発行するほか、キャッシュレス決済でポイントを還元します。市民生活を支援し、また幅広い業種で個人消費を喚起して市内経済を活性化します。
 まずまつやまプレミアム付商品券は、プレミアム率25%の商品券を51万セット発行します。1セット4千円で販売し、5千円分の買い物や飲食ができます。販売方法は、少しでも早く利用いただけるよう9月19日(火曜日)から市内の全世帯に、1世帯当たり2セット分の購入引換券を郵送します。届いた方からスーパーや郵便局など市内36カ所の販売引換所で商品券を購入し、スーパーやドラッグストア、百貨店や飲食店など参加店舗全てで利用できます。去年と同じ約2,800店舗の参加を見込んでいます。商品券への引き換えは10月19日(木曜日)まで、商品券の利用は来年の1月31日(水曜日)までです。この1次販売が発行数に満たない場合は、2次販売を行います。2次販売の申し込みは9月19日(火曜日)から10月19日(木曜日)まで、郵送した専用の応募はがきかはがきについている二次元コードを読み取り申し込んでください。お一人5セットまで、応募多数の場合は抽選し、11月1日(水曜日)から購入引換券をお送りします。
 次にまつやまキャッシュレスポイント還元は、来週8月28日(月曜日)からキャッシュレス決済サービス「まちペイ」で開始します。還元率は、1カ月毎に1万円の利用まで支払い額の25%、最大2,500円相当分まで還元します。利用期間は、松山市内の対象店舗で来年1月31日(水曜日)までです。「エフカマネー」は、市内の飲食店が対象で9月19日(火曜日)から12月31日(日曜日)までの予定です。参加店舗にはポスターなどを掲示しています。
 市民の皆さんの生活を支援するとともに、幅広い業種で30億円を超える消費を見込み、地域経済を強力に支えたいと考えています。
 説明は以上です。

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