令和6年5月14日「道後温泉本館の全館営業再開」について

更新日:2024年5月15日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和6年5月14日(火曜日) 午前11時から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:16人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202405/15348120240508163419.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202404/130basutaoru.html)

議題

  • 「道後温泉本館の全館営業再開」について

会見要旨

 それでは本日の議題、道後温泉本館の全館営業再開について説明します。
 まず約5年半ぶりに2階以上の休憩室は、全館営業に合わせ利用と湯あがりにお茶とお茶菓子のおもてなしを再開します。保存修理工事前と同じく、神の湯二階席の大広間と霊の湯二階席の広間、そして霊の湯三階個室8室に加え、新しく本館3階でこれまでお客さまに開放していなかった2部屋を霊の湯三階貸切室として利用を開始します。新しい二つの部屋の名称は、北側の広さ12畳半の部屋が飛翔の間、南側の広さ19畳の部屋がしらさぎの間です。
 それぞれ由来は、飛翔の間は、部屋から振鷺閣の上にある本館のシンボル白鷺を眺めると傷を癒した白鷺が大空に飛び立ったように見え、ちょうど130年前、道後湯之町初代町長の伊佐庭如矢さんが100年先の道後のまちづくりを見据え、道後温泉本館を現在の3層楼の建物に改築した熱い思いを受け継ぎ、これから先も飛び立つ白鷺のように繁栄することを願い名付けました。しらさぎの間は、この部屋からは白鷺が振鷺閣の上に降り立ち、伝説のように傷が治り、喜び、勢いづくように見え、本館が保存修理を終え、その喜びを多くの方と共感したいという思いを込めました。
 利用時間は飛翔の間は朝8時から、しらさぎの間は朝6時30分から、1回90分以内、1日5組限定で、お茶とお茶菓子の接待と貸浴衣、貸タオル、貸バスタオル付で、神の湯と霊の湯の入浴と又新殿の観覧ができます。
 そして提供するお茶菓子は、新作「道後 湯上がり乃しらさぎ」です。公募で地元の亀井製菓さんが特別に開発されました。部屋の名前の由来である白鷺の姿をホワイトチョコレートのコーティングで再現し、紅まどんなのジャム、はだか麦、伯方の塩など愛媛の素材を生かした洋風のお茶菓子で、お茶によく合います。コンセプトは、保存修理工事を終え、本館のシンボル白鷺が元気になり、後世に向けて羽ばたいていく様子をイメージし、見た目も味も愛媛松山・道後温泉をお茶菓子で味わってもらいたいとの思いで制作されました。松山市の市の花「椿」をモチーフにした赤い敷物に乗せて提供し、白鷺が椿の花に包まれているよう表現します。ほかの休憩室は休業前と同じ、神の湯二階と霊の湯二階はたまご煎餅、霊の湯三階は坊っちゃん団子です。
 新しい2部屋は事前予約制で、受け付けの開始は6月3日(月曜日)、オンラインは午前0時から、電話は午前6時から、90日後まで予約できます。空きがあれば当日利用もできます。二階席や個室はこれまで通り先着順です。合わせて、又新殿の観覧の予約と道後温泉別館 飛鳥乃湯泉の特別浴室のオンライン予約も始めます。
 次に本館入浴券の新しいデザインについてです。イラストは、道後オンセナート2014に参加やみんなの道後温泉活性化プロジェクトで作品「道後温泉五如団子」を手掛けた、松山市内在住のテクニカルイラストレーター隅川 雄二さんにご協力をいただきました。遊び心にあふれ、神の湯階下は、道後温泉本館の写真と、全く同じ位置を描いた道後温泉本館のイラストの2種類から選べます。また新しい霊の湯三階貸切室 飛翔の間としらさぎの間は、立版古の要素を取り入れました。立版古は、道後温泉本館が改築された明治の時代に流行していたおもちゃ絵の一つです。「立てる版古」の名の通り、錦絵を切って楽しみます。入浴券に描かれた本館や白鷺を切り抜き、組み立てると道後温泉本館の小さなジオラマが出来上がります。昔ながらの遊びを取り入れ、道後温泉の歴史を感じてもらいたいと考えています。
 またこの節目に従業員の制服をリニューアルし、お客さまをお迎えするほか、これまでお知らせしているとおり、全ての休憩室と脱衣所に新たに冷暖房施設を備え、神の湯の浴室にシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、脱衣室にヘアオイルなどアメニティーを充実させお客さまに寄り添ったサービスを高めます。
 加えて全館営業再開を記念し、7月11日(木曜日)から来年の令和7年1月13日(月曜日)の連休までの期間限定で、道後温泉本館、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉、道後温泉 椿の湯を1枚のチケットで2割引きでお得に入浴できる、3館周遊チケットを1枚1,400円で販売します。この機会に三つのお湯を楽しんでもらうのはもちろん、滞在時間を延ばし、回遊性を高め、消費の拡大につなげます。
 大変ありがたいことに道後地区を中心に全館営業再開に向けて機運が高まり、さまざまな企業や団体の皆さんが道後温泉の魅力を発信するなど協力の輪が広がっています。松山市と椿パートナー協定を結んでいる株式会社ファイントゥデイさんから、しらさぎの間、飛翔の間、霊の湯三階個室を利用する先着130名にTSUBAKIシリーズのヘアケアサンプルをプレゼントいただくほか、アサヒビール株式会社さんのご厚意で、人気商品アサヒスーパードライ4万本が全館営業再開の記念限定ラベルで6月25日(火曜日)から販売されます。またお隣の今治市菊間町のかわら館で、道後温泉本館で実際に使用されていた瓦を常設展示することになり、来月6月1日(土曜日)に徳永繁樹今治市長と本館東側広場の振鷺亭で贈呈式を行います。さらにPRを進めるため明日5月15日(水曜日)から、道後温泉公式サイトをリニューアルするとともに新しいパンフレットを配布するほか、株式会社伊織さんには遠方にお住まいの方からの声に応え、本館改築130周年の記念バスタオルを松山市のふるさと納税の返礼品に加えていただきます。合わせて、好評で問い合わせも多く、全館営業再開時に販売を継続できるよう2千枚を追加します。引き続き官民一体でPRを進めていきます。
 説明は以上です。

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