令和6年1月9日「『松山市動物愛護センターの愛称決定』と『みんなの絵 大募集!』」について
更新日:2024年1月10日
※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。
- 日時:令和6年1月9日(火曜日) 午前11時00分から
- 場所:本館3階第1会議室
- 記者数:16人
【報道資料】松山市動物愛護センターの愛称が「はぴまるの丘」に決まりました
(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202401/doubutsuaigo_aishou.html)
【報道資料】松山市動物愛護センターのオープンを前に、「みんなの絵 大募集!」で動物をテーマにした絵を募集します
(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202401/dobutueboshu.html)
議題
- 「松山市動物愛護センターの愛称決定」と「みんなの絵 大募集!」について
会見要旨
今年、最初の定例記者会見です。今年もどうぞよろしくお願いします。
まず元日には能登半島地震が、また翌日にはその被災地に支援物資を届けようとしていた海上保安庁の飛行機と航空機が衝突する事故がありました。亡くなられた方々に心から哀悼の意を表し、また被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
被災地への支援については、東日本大震災や熊本地震での経験からさまざまな支援内容を想定して準備しています。県や関係機関と連携を密にしながら、要請があり次第、速やかに職員の派遣や物資の提供を行うよう指示しています。また被災された方が松山市へ避難される場合に備え、住宅や生活物資の提供など関係部局と調整しています。
現在、被災地の方々の生活を支援するため、義援金を募集しています。松山市役所本館1階、支所、市民サービスセンターなど26カ所に募金箱を設けているほか、口座振込で受け付けています。ご協力をお願いします。
さて1月4日(木曜日)にお知らせしたとおり、国の重要文化財である道後温泉本館は、今年4月10日(水曜日)に改築130周年の節目を迎えます。松山の大切な宝を子や孫の世代に引き継ぐため、平成31年の1月から国の重要文化財の公衆浴場では日本で初めて営業しながらの保存修理工事を開始し、7月11日(木曜日)に当初の見込みよりも約半年早く、全館営業を再開します。約5年半ぶりです。地元の皆さんをはじめ、多くの関係者のご協力のおかげで心から感謝を申し上げます。
今年は最後の総仕上げで内部の木工事を行い、壁を建築当時の工法で復旧するほか、本館周辺を修繕し、空調や靴箱などを取り付け、営業再開に向けて準備を進めます。本館をさらに快適に利用いただけるよう、新しいサービスを開始する予定です。
例えば脱衣室では、工事前は簡易手洗い場だったのを、一人一人が快適に利用できるよう個々に鏡と洗面台を備え、カウンター式の洗面台に変更し、ドライヤーを無料で利用いただけます。またこれまで開放していなかった本館3階の2部屋を新しく休憩室にして、貸し切り部屋として利用するよう考えています。そして脱衣室のほか、全ての休憩室に冷暖房機器を備えます。アメニティーも充実し、神の湯にもシャンプー、コンディショナー、ボディーソープを新しく備え付け、洗面台には化粧水、綿棒、ヘアオイルなどアメニティーを置くなどサービスを高めます。国の内外から多くのお客さまにお越しいただけるよう、引き続きお客さまに寄り添ったサービスで魅力に磨きをかけます。
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉は、蜷川実花さんの中庭のインスタレーションが大変人気です。去年12月に6周年を迎え、入浴客数は120万人を超えました。松山市を代表する観光施設の一つに育てていただきました。蜷川さんのご厚意で、展示期間を全館営業を再開する7月10日(水曜日)まで延長します。
こうした取り組みで、道後温泉は工事中である中、じゃらんの「全国人気温泉地ランキング2024」で過去最高の3位、観光経済新聞の「にっぽんの温泉100選」でも過去最高の3位に選ばれました。
また1月4日に公表された、宝島社の2024年版 住みたい田舎ベストランキング 人口20万人以上の市、全国で132市あるそうですが、総合部門で松山市が全国1位になりました。
今年も市民の皆さんに寄り添い、「現地・現場」を大切に、「市民目線」を大切に、さまざまな分野で施策を着実に進め、「より優しく より強い まつやま」の実現に向け一人でも多くの方を笑顔にできるよう全力で取り組みます。
それでは本日の議題、「松山市動物愛護センターの愛称決定とみんなの絵 大募集!」について説明します。
現在、松山総合公園内に新しい動物愛護施設の整備を進めています。完成後はこれまでと同じく保護した動物を収容し、飼い主へ返還や里親へ譲渡などはもちろん、新しくマッチング・スペースを設け、収容動物と里親希望者が触れ合えるようにしたり、診療室で簡易な治療ができるようにし、譲渡につながりやすく、また一層、動物に寄り添った環境を整えます。啓発スペースでは、動物の生涯に責任を持つ重要性や動物を飼う注意点などを広く啓発します。
加えて松山総合公園は、「坂の上の雲」のまちづくりのサブセンターゾーンに位置付けており、季節の花と緑に溢れ、美しい眺望にも恵まれています。施設の整備を機に自然や動物に関連するイベントなどを開催し、新たな魅力を加え、公園全体に賑わいを創り出したいと考えています。
松山市動物愛護センターが多くの方に親しまれ、気軽に利用してもらえるよう愛称を公募し、628件もの多くの応募を頂きました。その中から選考委員会で審査し、愛称は、「はぴまるの丘」に決定しました。収容された犬や猫が幸せになることを願い、幸せの「ハッピー」と動物の「アニマル」を組み合わせたものです。愛称のとおり親しみやすく、利用しやすい施設を目指すとともに、松山市の動物愛護の拠点として人と動物がともに暮らせるまちづくりを推し進めていきます。オープン記念式典は3月21日(木曜日)の予定です。詳細は決まり次第お知らせします。
またオープンを前に、「みんなの絵 大募集!」で、動物をテーマにした絵を募集します。子どもから大人まで幅広く多くの方にイベントに参加いただき、新しい動物愛護センターを周知したいと考えています。作品は「はぴまるの丘」のオープンに合わせ、啓発スペースに展示します。作品を見に新しい動物愛護センターを訪れてもらうとともに、松山市の動物愛護の取り組みに参加してもらいたいと考えています。
募集は1月15日(月曜日)から3月8日(金曜日)まで。動物をテーマとした絵で、画用紙の四つ切または八つ切、応募は1人1点です。年齢や住所は問いません。子どもから大人まで松山市外の方も含め、どなたでもご応募できます。松山市保健所生活衛生課に直接お持ちいただくか、郵送でお送りください。応募者全員に記念品を贈ります。多くの方のご応募をお待ちしています。
最後に年末まで募集していた動物愛護のためのクラウドファンディングは、目標金額の1,000万円を達成し、現在、寄付額を集計中です。多くの皆さんにご支援いただき心からお礼申し上げます。
説明は以上です。
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