令和8年6月4日「JR松山駅車両基地跡地の活用方法」について

更新日:2026年6月5日

※この動画は、松山市長記者会見の冒頭(市長説明)を掲載しています。

  • 日時:令和8年6月4日(木曜日) 午前11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:17人

議題

  • JR松山駅車両基地跡地の活用方法について

会見要旨

 それでは本日の議題、JR松山駅車両基地跡地の活用方法について説明します。
 JR松山駅車両基地跡地の活用方法については、4月30日の共同会見でお伝えしたとおり、アリーナ整備を提言いただいた愛媛経済同友会やサウンディング型市場調査に参加いただいた民間事業者の意向、また文化施設の在り方検討会や市議会の意見を聞いたうえで、できる限り早く判断するとしてきました。
 改めて関係先のご意見について、まず愛媛経済同友会からは5月13日に「愛媛オレンジバイキングスの本拠地を前提とした提言であったので、運営会社が他の土地で民設民営で進めるのであればアリーナにこだわるものではない。どのような形であれ、市や県の発展に寄与するのなら今後も市には協力していきたい」というご意見を頂きました。次に4月30日から5月13日にかけてサウンディング型市場調査に参加した25の事業者に経緯を説明し、アリーナ整備への参画意向を確認したところ、愛媛オレンジバイキングスの需要見込みがない状況で、一定の資金負担をしてまで参画意向を示す事業者はありませんでした。また5月22日に開催された松山駅周辺整備調査特別委員会でも委員から「県内にアリーナは二つ要らない」「アリーナの建設は民間に任せたのでよい」「早く次のステップに進むべき」などの発言がありました。そして文化団体とは5月13日と16日に、9団体15名の関係者とお話しし、車両基地跡地で文化施設を整備するのに前向きな意見を頂き、5月28日(木曜日)の文化施設の在り方検討会では、「車両基地跡地で少しでも早く松山市民会館の代替施設の整備を進め、新施設ができるまでの空白期間を短くしてほしい」というご意見を頂いています。
 これらを踏まえ検討し、松山市が取得を予定している車両基地跡地では、にぎわいを創り出す交流施設として、松山市民会館の代わりになる新しい文化施設を整備することとします。今後は平成27年度に策定した車両基地跡地利用に関する基本構想を生かし、整備を進めていきたいと考えています。具体的には国の法令や計画が更新されているのに合わせて整理するほか、令和7年7月に策定した車両基地跡地広域交流拠点基本計画と、令和8年3月に発表した松山駅周辺まちづくりプランの内容や、現在調査中の市民や文化団体のニーズを反映するなどしながら27年の基本構想を補完し、今後、策定する基本計画につながる文化施設整備基本方針(案)の作成を検討会で協議いただきたいと考えています。この文化施設整備基本方針(案)を今年度中にまとめ、当初予定していた令和9年度に基本構想、令和10年度に基本計画の策定を1年早め、令和10年度ではなく令和9年度に基本計画の策定に着手し、整備に向けて少しでも早く進むよう取り組みます。
 新しい文化施設は、三つのことを大切に検討したいと考えています。一つ観客に「喜ばれる施設」、二つ「演者に喜ばれる施設」、三つ「スタッフに喜ばれる施設」です。一つ「観客にやさしい施設」、例えばホワイエを広く取り、劇場やホールなどの入り口から観客席までの広い通路など、入場までの待ち時間に雨風をしのぎ、快適に過ごせるようにしたり、女性用トイレを多く設け、長い列で待たずにすむなどです。二つは「演者に選んでもらえる施設」です。例えば音響が良く、アーティストに喜ばれ多くのコンサートが開かれるなどです。三つに「スタッフも使いやすく喜ばれる施設」です。例えば搬入口を広く取り、機材の出し入れがスムーズに行えるなど運営側にも配慮します。この三つを大切にして、60年先、80年先の未来へと受け継がれ、市民の皆さんに愛される施設にしたいと考えています。
 また新しい文化施設ができるまでの空白期間も文化団体の皆さんが活動を続けられ、市民の皆さんが文化芸術に触れあえるよう、市民会館の代替施設を周知するのはもちろん、備品を設置し、他の市有施設の舞台設備を充実させたり、アウトリーチ事業を実施し、学校や福祉施設で音楽や演劇などの文化活動を行うなどいろいろな形で活動場所を確保していきます。加えて行政と文化団体の間に中間支援組織を新しく設け、専門的な相談の受け付けや情報発信を行い、閉館中だけでなく、松山の文化を継続して維持や発展させるための体制を検討するなど、さまざまな支援策に取り組んでいきます。
 現在、駅周辺まちづくりは東側の敷地を中心に、にぎわい施設の検討を進めていて、5月14日(木曜日)から事業協力者の公募を開始しています。6月17日(水曜日)応募希望、参加資格確認書類の提出締め切り、7月31日まで提案書の提出を受け付け、8月中旬に提案内容のプレゼンテーションを行います。8月下旬には事業協力者を決定し、事業内容や事業条件などを一緒に検討していきます。新しい文化施設も含め、それぞれの施設が連携して、駅周辺まちづくりの整備効果が最大限発揮できるよう全力で取り組みます。
 説明は以上です。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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