令和4年7月12日　新型コロナウイルス感染症について

※この動画は、松山市長　記者会見の冒頭（市長説明）のみを掲載しています。

• 日時：令和4年7月12日（火曜日）　午前11時00分から
• 場所：本館3階第1会議室
• 記者数：12人

　新型コロナウイルス感染症について、昨日の陽性確認は現在最終確認中ですが、速報値で340人以上の見込みです。先ほど松山市対策本部会議を開催し、全庁で必要な情報を共有して対策を確認しました。今後も愛媛県としっかりと連携して対応していきます。
　本市も含め全国的に感染拡大の傾向にあり、ウイズ・コロナで社会経済活動を進めるには感染対策との両立が必要です。現在のオミクロン株は、感染力が強い一方で重症化しにくいと言われているものの、若い方でも強い症状が現れたり後遺症が残ったりすることもあると報告されています。また県内でも、さらに感染力が強いとされるBA.5系統のウイルスが確認されました。特徴はBA.2系統の1.2倍程度の感染力で、重症度が増加するとの証拠はなくワクチンの免疫を逃れる性質があるものの、3回目、4回目接種の有効性は認められており、また重症化予防効果は一定程度保たれるということです。BA.5であっても基本的な感染防止対策はこれまでと同じです。市民の皆さんは、引き続き気を緩めず必要な場所でのマスクの着用、手洗い、換気など基本的な感染防止対策を継続するとともに、できるだけ早いワクチン接種の検討をお願いします。
　松山市では新型コロナワクチン接種で、松山市医師会に協力いただき夜間接種と予約なし接種を開始します。まず夜間接種は、モデルナを使用しアイテムえひめで7月30日（土曜日）、8月13日（土曜日）、8月20日（土曜日）の夕方6時から夜8時まで実施します。これまで日程が調整できず接種されていない方はご検討ください。次に予約なし接種は、モデルナを使用し7月30日（土曜日）から8月28日（日曜日）まで毎週土曜日と日曜日にアイテムえひめで実施している集団接種で、当日接種券と本人確認書類をお持ちいただければ予約をしていなくても接種が受けられます。今後も一人でも多くの方にできるだけ早く、何より安全で安心して接種を受けていただけるよう取り組みます。

　次に渇水対応についてです。市民の皆さんには日ごろから節水にご協力いただき、また農業用水や灌漑用水を利用されている方には水道用水の確保にご理解いただき感謝申し上げます。先日の降雨で石手川ダムの貯水率は一定回復したものの、依然平年値を下回っており、減圧給水など早めに始めた渇水対応を継続して実施していきます。市民の皆さんには、今一度水の使い方を工夫していただき、一人1日10リットルの節水にご協力をお願いします。