令和7年4月8日「道後アート事業」についてほか

更新日:2025年4月9日

※この動画は、松山市長記者会見の冒頭(市長説明)を掲載しています。

  • 日時:令和7年4月8日(火曜日) 午後1時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:15人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202504/ninagawamikawituEiM.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202504/flowerevent2025.html)

議題

  • 道後アート事業について
  • 松山城二之丸史跡庭園 花のイベント「恋する庭園2025」について

会見要旨

 それでは本日の議題2件について説明します。まず道後温泉のアート事業です。
 昨年、国の重要文化財である道後温泉本館は改築130周年を迎え、また平成31年1月に保存修理工事を開始してから約5年半ぶりに全館での営業を再開するなど、節目が重なる年でした。工事中もピンチをチャンスに変える前向きな姿勢で、地元の皆さんと一緒にアート事業をはじめ、さまざま道後温泉で賑わいを創り出してきました。
 その結果、道後温泉は旅のプロが選ぶ、観光経済新聞社の第38回(2024年度)「にっぽんの温泉100選」で過去最高の全国2位や、じゃらんの「全国人気温泉地ランキング2025」で2年連続、過去最高の全国3位に選ばれるなど高い評価を頂きました。これからも道後温泉の魅力に一層磨きをかけ、インバウンドも含めこれまで以上に松山市のファンを増やし、誘客を進めます。
 そこで今年、令和7年から2年度にわたり、道後温泉地区でアート事業を実施します。これまで過去に3回、道後温泉のアート事業に参加いただいた、写真家で映画監督の蜷川実花さんをお招きし、蜷川さんの色彩豊かなアート作品を地区内に点在させ、道後温泉を彩っていただきます。イベントの名称は「蜷川実花 with EiM×道後温泉 DOGO ART」です。会期は今年の令和7年10月10日(金曜日)から再来年の令和9年2月28日(日曜日)まで約1年5カ月と長くし、年間を通して道後のまちに賑わいを生み出し、いつ来ても楽しめる、また何度でも来たくなる、アートイベントを目指します。
 EiMは、蜷川実花さんと慶應義塾大学医学部の教授でデータサイエンティストの宮田裕章さんらで結成されたクリエイティブチームです。プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動されています。宮田さんは2025年 大阪・関西万博のテーマ事業8名のプロデューサーのうちの一人です。昨年1月、台北ランタンフェスティバル2024に出展いただいた作品「残照」も、蜷川実花 with EiMで制作されました。
 そして今からご紹介するのが、蜷川実花 with EiM×道後温泉 DOGO ARTのキービジュアルです。披露させていただきます。
 蜷川さんからコメントを頂いています。読ませていただきます。
 「道後温泉との取り組みは2015年、2018年、2021年に続き、今回で4度目。『もう一度』とお声がけいただき、とても嬉しいです。ここ数年、私は空間の特性を活かした作品づくりに注力していて、歴史や文化が息づく場所ならではの表現を追求することに魅力を感じています。そんな中、訪れるたびに惹かれる道後温泉でまた展示ができること、さらに展示以外にもいろいろな取り組みができることを楽しみにしています。今回のキービジュアルは、道後温泉本館の障子から着想を得たもの。椿の写真も含め、たくさんの作品で構成しました。道後の魅力をさらに引き出し、たくさんの人に訪れてもらえるきっかけになればいいなと思いながら、クリエイティブチームEiMとともに、新たな作品に挑戦しています。ぜひ楽しみにしていてください。」
 と、蜷川さんからコメントを頂いています。
 道後温泉本館の歴史的な価値や文化的な価値に加え、他の温泉地にはなく、道後温泉の新たな観光資源となったアートを生かし賑わいを創り出し、地域経済を活性化するとともに、広く道後温泉の魅力を発信してさらに誘客や創客につなげ、日本最古の湯といわれる道後温泉が、これから先も輝き続けるよう魅力に磨きをかけていきます。そのほか詳しい内容は、決まり次第お知らせします。

 次に、松山城二之丸史跡庭園 花のイベント「恋する庭園2025」です。
 松山城二之丸史跡庭園はかつての松山藩主邸で、市内中心部にありながら静かで心やすらぐ空間です。恋人の聖地に選定されていて、令和4年に開園30周年を記念し、庭園を花で飾るイベントを開催しました。大変好評で、今年も引き続き「恋する庭園2025」を実施します。日程はゴールデンウィーク中の4月26日(土曜日)から5月6日(火曜日・休日)までの11日間で、時間は朝9時から夕方5時までです。
 庭園の流水園に色とりどりの生花を浮かべる花手水は、正方形の型に生花を敷き詰め浮かべます。風で揺らぐ花手水と流水園の水面のコンビネーションを模様のように楽しめます。今年はフラワーベンチに加え、新しくフラワーアーチをつくります。たくさんの生花で装飾し、華やかな撮影スポットを演出します。
 また期間中、毎日先着200名の方に松山市と椿パートナー協定を締結している株式会社ファイントゥデイの提供で、TSUBAKIヘアケアサンプルをプレゼントするほか、市民団体の皆さんが二之丸演奏会を行い、ヴィオリラをはじめ、三味線と小唄やオカリナデュオを披露します。加えて今年は新しくお茶席や鉢植え花の展示や販売会も行います。幅広い年代の方が楽しめる内容です。ぜひこの機会に来園いただき、美しい花と庭園をご覧ください。
 説明は以上です。

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