令和4年10月25日 まつやま農林水産物ブランド「松山アボカド」ほか、初ライブコマースについて
更新日:2022年10月26日
- 日時:令和4年10月25日(火曜日) 午前11時00分から
- 場所:本館3階第1会議室
- 記者数:14人
【報道資料】『まつやま農林水産物ブランド産品』を初めてライブコマースで紹介し、販売します
(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202210/livehoudou.html)
議題
- まつやま農林水産物ブランド「松山アボカド」ほか、初ライブコマースについて
会見要旨
本日の議題の前に、オミクロン株対応ワクチン接種について、松山市では10月30日(日曜日)の集団接種会場と10月31日(月曜日)から市内の約280の個別医療機関で、オミクロン株BA.4/5対応ワクチンの接種が始まります。現在予約を受け付けています。対象は、先週21日(金曜日)に国が接種間隔を5カ月から3カ月に変更し、12歳以上で前回の接種から3カ月を過ぎている方です。新たに対象になった方には同日から接種券を送付し、昨日10月24日(月曜日)から予約を受け付けています。現在主流のオミクロン株に対し従来ワクチンを上回る重症化予防効果があること、また一定の感染予防や発症予防の効果が期待されています。自分を守るためにも、また大切な家族を守るためにも早めのワクチン接種の検討をお願いします。今後も一人でも多くの方にできるだけ早く、何より安全で安心して接種を受けていただけるよう取り組みます。市民の皆さんは引き続き基本的な感染防止対策を継続してください。
それでは本日の議題、まつやま農林水産物ブランド松山アボカドほか、初のライブコマースについて説明します。
先週18日(火曜日)に、松山アボカドがまつやま農林水産物ブランドに新たに認定されました。アボカドはビタミンやミネラルが豊富な果物で、消費者の健康志向の高まりから日本国内での消費量が急速に伸びています。一方輸入がほとんどで、また松山の温暖な気候が栽培に適しているなどから、松山市農業指導センターで13年かけて日本一のアボカドの産地化を目指してきました。市内の生産者にアボカドの苗を分譲するほか、現地に出向いて栽培方法を指導したり、防寒対策や植え付け方など栽培のポイントを動画で配信したりし、生産を支援しています。松山アボカドの特徴は、(1)松山の温暖な気候を生かして生産されていること、(2)独自の出荷規格に照らして選果するなど適切に点検や管理されていること、(3)市内で栽培されているため、収穫後最適な時期に食べられることなどです。主にベーコン、フェルテ、ピンカートン、ハスの4品種が栽培されていて、出荷時期は例年10月下旬から3月上旬までです。これからも苗木の分譲や栽培指導を継続し、生産者の声を聞き、現場での苦労を一つ一つ一緒に解決しながら生産量を拡大し、高品質なアボカドを安定して生産できる産地化に取り組みます。今回のブランド化で、本市で生産されるアボカドはこれまで以上に注目され、飲食店やホテルなどでも需要は多くなると期待できますので、生産者の皆さんにとっても追い風になると思っています。
またこれを機会に、初めてライブコマースを実施します。全国の視聴者に向けて、松山アボカドをはじめ、ブランド産品をPRし認知度を高め、販路拡大に努めます。松山アボカドや紅まどんななどの生産者から栽培の二つの“く”、苦労や工夫を直接話してもらったり、料理研究家の浜内千波さんと愛媛県出身のシンガーソングライターちゃんゆ胃さんをゲストに迎え、ブランド産品をおいしく食べられる調理方法を紹介するなどします。ライブコマースの視聴者は、画面上のチャットで生産者とやりとりをしながら産品を購入できます。今年度は3回配信し、初回は来月11月3日(木曜日)の午前11時からです。まつやま農林水産物ブランドは、どれも生産者の思いがこもった自慢の品です。日々苦労と工夫を重ねながら愛情を込めて生産されているまつやま農林水産物ブランドを一人でも多くの方に知っていただき、本市の農業を振興していきます。
説明は以上です。
質疑応答
【農林水産物ブランド 初ライブコマース】
(記者)
11月、12月、2月と実施後、継続の予定は?
(市長)
まず3回すると発表させていただいています。初めての試みですので、やはりどのような反応があるのか、もちろん全てにおいて100点ということはないでしょうから、課題もあろうかと思います。そういったことを検証しながらやっていければなと思っています。新しい手法ですよね、ライブ、生中継とコマース、いわゆるコマーシャルなんて言いますけども、商業、商いですよね、生中継をしながら商いができるという新たな手法ですので、コロナのことがありましたからそういう中で、変化に対応したやり方だと思うんです。いろいろと検証しながら進めていけたらなと思っています。
(記者)
全国に産物を広めるチャンスで、期待していることは?
(市長)
今回、松山アボカドそして瀬戸内の銀鱗煮干し、松山ひじきについて1回目の放送で触れさせていただきます。今10品目ですね、まつやま農林水産物ブランドがあります。それこそ全国転勤されて来られる記者の方もいらっしゃって、ずっと前からいらっしゃるわけではないので、例えばこの瀬戸内銀鱗煮干しの銀鱗というのにすごく意味があるんだっていうのもご存じない方もいらっしゃると思うんです。その一つ一つに込められた、今二つの“く”と申し上げましたけれども、生産者の方の「苦労」や「工夫」をこのライブコマースでお伝えすることができたら、そして、認識していただいて、ご理解いただいて、購入いただけたらと考えています。また今回はアボカド、銀鱗煮干し、松山ひじきですけれども、季節の移り変わりに従ってご紹介できる産品も変わってくると思います。重ねてになりますけども、生産者の方の「苦労」や「工夫」、二つの“く”を、ライブコマースでお伝えできればと思っています。
(記者)
全国の方に見てもらうための工夫は?
(産業経済部副部長(農林水産担当)兼農水振興課長)
さまざまホームページ、SNS、そういったことを活用させていただいて広く周知したいと考えています。
(記者)
市長がライブコマースで紹介する機会は?
(市長)
今回私も松山アボカドについて収録をさせていただいて流す予定と聞いています。マツヤマルシェ、産品を集めた市場と言いましょうか、インスタグラムなどで、季節で産品を出して紹介してます。例えばこれからで言いますと、非常に全国でも人気が高まってます、認知度も高まっています、紅まどんなですとか、1月のせとかですとか、これもうかなり今までやってきたことで認知度が高まっていますので、最初ですけども、上手にやっていけばかなり広がりはみせるのではないかなと期待しています。全国から来られた記者さん、これから紅まどんなとか、せとかが出てきますけど、皮が薄いんですよ。皮が薄いのでものすごく作りにくいんですけれども、そういうところも知っていただいたらと思います。
松山アボカドの認定団体は、株式会社オレンジフーズさんと言いまして、2011年にニッポン全国ご当地おやつランキング2011で、ちゅうちゅうゼリーでグランプリを取ったところです。歴史も柑橘を取り扱って60年と書いてらっしゃったかと思います。かなり歴史があるところで、そしてちゅうちゅうゼリーでおやつグランプリで1番になるなど、かなり頑張ってやっていらっしゃるところなので、松山アボカドとそしてオレンジフーズさんが組み合わさっていい効果が出ればなって期待しています。また先ほど説明で申し上げたとおり、もう13年にわたってこのアボカドの産地化をやってきたわけです。この産地化をやってくる中でいろいろな苦労がありました。例えば寒さ対策をするですとか、どうしても生き物ですから病気になることもありますので病気との闘いなどもあり、そういう中で農業指導センター、頑張って今までつなげてきてますので、そういった成果を生かしていければなと思ってます。
【新型コロナウイルス感染症】
(記者)
生後6カ月から4歳の子どもを対象としたワクチン接種に関し、市の状況は?
(新型コロナワクチン担当課長)
乳幼児の接種時期については、国が24日の週、今週ワクチンを配送するスケジュールを示しており、日時等はまだ決まっておりません。今後国から市民の方への案内文が届き次第、また調整が整い次第、接種を進めていきたいと思っております。
(記者)
接種させるべきか保護者へのアプローチは?
(市長)
ワクチン接種は国が勧めている事業になります。厚生労働省になりますけれども、厚生労働省でもできる限り情報を開示していると認識していますので、そういったものを見て判断いただければと思います。
(記者)
8波への対応は?
(市長)
やはり感染予防対策がもう大前提ということになろうかと思います。これまで令和2年3月から松山市ではっていうことになりましょうか、もう2年7カ月になります。これまでに得たこと、やはり手指消毒をしていただくとか、今日もちょっと寒いですけれども換気に気を付けるですとか、さまざまコロナに対してこういうことを、策を講じていたら感染のリスクを抑えることができるっていうことが、もう皆さんご存じかと思います。この感染対策をしっかりとやっていくことが大事だと思います。
※質疑応答は内容を要約しています。
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