令和4年4月12日 新型コロナウイルス感染症について

更新日:2022年4月12日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和4年4月12日(火曜日) 午前11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:13人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/reiwa4/202204/syuudan.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染症について

会見要旨

 新型コロナウイルス感染症について、昨日の陽性確認は現在最終確認中ですが、速報値でこれまでで最も多い210人以上になる見込みです。日曜日は多くの医療機関が休診のため、週明け月曜日は陽性者の数が増える傾向がみられるものの、第6波の感染が拡大した1月中旬以降、本市の陽性者数は1日平均約130名、1週間では平均910名で、増減しながら推移しています。先週の陽性者数は1,010名で、60歳以上はワクチン接種が進み80名、全体の7.9%、20代と30代は合わせて400名、全体の39.6%で、感染回避行動を徹底し職場と家庭を往復しているだけの方の感染も多く、若い世代では今後も一定数の陽性確認が続くと考えられます。
 県内の警戒レベルは、感染警戒期です。感染対策と社会経済活動を両立していくため、くれぐれも気を緩めず基本的な感染防止対策を継続してください。一つ、県外との往来には十分注意をお願いします。訪問先の感染状況を必ず確認し、現地の注意事項に従ってください。感染リスクの高い行動を避け、感染回避行動を徹底してください。感染が十分に減少していない地域への訪問は、特に注意してください。二つ、県内での行動は、換気の悪い混雑した場所など感染リスクの高い場所への出入りを控えるようお願いします。三つ、会食は、感染対策が徹底されている認証店を推奨しています。大人数、長時間を避け、1週間以内に感染リスクの高い行動をとった方や体調の優れない方は、絶対に出席しない、させないようお願いします。四つ、発熱や咳、のどの痛み、倦怠感など少しでも風邪のような症状がある場合は出勤や登校を控え、医療機関に連絡し速やかに受診してください。自分を守り、家族を守り、地域を守るため、市民の皆さんのご協力をお願いします。
 次に、新型コロナワクチン接種について、国の新型コロナウイルス感染症対策分科会は4月8日(金曜日)に、感染再拡大の兆候がみられる地域があり、若者を含めワクチン3回目の早期接種を求める提言をまとめています。1、2回目の接種後、ワクチンの効果は時間の経過とともに徐々に低下していきます。3回目のワクチン接種は、現在主流となっているオミクロン株に対し、発症を予防したり重症化を防ぐ効果が期待されると報告されています。本市では、希望する全ての方に安心してワクチン接種を受けていただける体制を整え、現在松山市医師会にご協力をいただき、市民の皆さんの身近な医療機関で個別接種を行うほか、松山中央公園多目的競技場やアイテムえひめなどで武田/モデルナ社ワクチンの集団接種を実施しています。加えて4月24日(日曜日)に、松山中央公園多目的競技場でファイザー社ワクチンの集団接種を実施します。対象は、これまでと同じ2回目のワクチン接種完了から6カ月を経過した12歳から17歳の方や18歳以上の一般の方です。今後もファイザー社ワクチンを使用した集団接種は、国からのワクチン供給や松山市医師会との調整が整ったところから随時お知らせします。今後も一人でも多くの方にできるだけ早く、何より安全で安心して接種を受けていただけるよう取り組みます。


質疑応答

【集団接種】
(記者)
集団接種3回目を今回ファイザーで打つ狙いは?
(市長)
まず、ワクチンが確保できるようになったというところです。国からのワクチン供給になりますが、やはりワクチンがないと打つことはできません。また松山市医師会さんとの協議や調整が、医師会さんにも協力をいただいて、よく打ち手と言いますが、打ち手の確保もできましたので、今回ファイザー社のワクチンで集団接種をするということになりました。
(記者)
今回ファイザーの集団接種を新しく設ける効果の期待や今後ファイザーを続けていく見込みは?
(市長)
ファイザーのこれからの見込みは、これも供給次第になると思います。国からのワクチン供給がどうなるのか、打ち手の確保ができるのかというところがポイントになると思います。また先ほどもお伝えしたとおり、モデルナ社のワクチンでもファイザー社のワクチンでも、発症を予防する効果、そして重症化を予防する効果があると厚生労働省から発表されていますので、できるだけ早く打てる方には打っていただきたい。3回目の接種をしていただきたいと思っています。
(記者)
12歳から17歳までを考慮してファイザーを選んだのか?
(新型コロナワクチン特命部長)
先ほど市長会見で申しましたとおり、12歳から17歳はファイザーしか薬事承認が下りていませんので、10代の方もこの集団接種会場を利用して接種していただきたいと考えています。
(記者)
12歳から17歳の集団接種のために、今回ファイザーを選んだのか?
(市長)
12歳から17歳はファイザーと国から指定されています。今回ファイザーが一定数供給されるようになり、打てるようになった。そして打ち手の確保もできるようになった。そこで今回4月24日に集団接種会場を設けるようになりました。
(記者)
市民からファイザーを打ちたいという要望などはあったか?
(新型コロナワクチン特命部長)
要望など直接は無いですが、やはりファイザーを先行して予約を取られる方が多いのは事実です。できるだけ早くファイザーもモデルナもそれほど副反応の差がありませんので、松山市としてはできるだけ早く皆さんに打っていただきたい。今回の集団接種は先ほど市長が言いましたように、12歳から17歳の方も含め18歳以上の一般の方も対象で、ファイザーのワクチンが一部調整がつきましたので、4月24日に集団接種の会場でファイザーの接種を実施します。特にファイザーじゃないとという要望は直接は無いのですけれど、全体的な傾向ではファイザーの方から予約が埋まることはこれまではありました。
(記者)
1日だけ設定しているのはワクチンの供給量によるものか?
(新型コロナワクチン特命部長)
今回ワクチン約1,000人分の調整がつきました。それと松山市医師会さんとの調整がつきましたので、4月24日、松山中央公園で集団接種を行うようになっています。
(記者)
日程を日曜日に設定したのは?
(新型コロナワクチン特命部長)
これまでも集団接種の場合、土曜日の方が約7割程度予約が入っています。日曜日の方がそれよりは少ない予約の状況になっています。そうした中でファイザーが一部そろいましたので、日曜日にファイザーの集団接種を実施したいと医師会さんと調整を行い、実施するようになりました。

(記者)
ファイザーワクチンの集団接種の日程を増やす予定はあるか?
(市長)
先ほども申し上げたとおり、ワクチンが無いと接種できませんので、国からのワクチン供給次第というところがあります。そして医療関係者の方々が打たれるわけで、医療関係の方の打ち手の確保ができないと打つことができませんから、松山市医師会さんはじめ医療機関の皆さんのご協力をいただいて、打ち手の確保ができればということになると思います。
(記者)
できる見込みは?
(市長)
そのように協議をしていくということです。これからも、これまでも医師会さんと協議をしながら、松山市の人口は非常に多いですから、打ち手の数もかなりいります。そうした中で医師会さんのご協力をいただきながら今まで進んできていますので、そのように協議をしていきたいと思います。
(記者)
予約はいつから?
(新型コロナワクチン特命部長)
本日から予約は取れるようにしています。
(記者)
予約方法は?
(新型コロナワクチン特命部長)
これまでと同じ、コールセンターもしくはシステムの方からの予約になります。

【感染状況】
(記者)
感染状況は過去最多になる見込みだが受け止めは?
(市長)
今もう県内は、感染対策と社会経済活動を両立していくという方向に舵を切っておりますので、陽性者数というのは一定増えていくという傾向にはあると思っています。ここで大事なのは、やはり感染対策を徹底していただくこと、そして先ほど申し上げた、ワクチン接種、打てる方はできるだけ早く3回目の接種を受けていただきたいと思っています。
(記者)
イベントは、感染状況が増加傾向になってきたら制限を掛けるのか?
(市長)
まずこの間の道後オンセナートの発表会でも申し上げたと認識していますけれども、やはり感染対策をしながらやっていく、まずこれが前提条件です。そして感染状況を見極めながらやっていくというのも、これも前提条件になると思います。感染レベルは、医療機関の逼迫の状況ですとか、重症化のレベルですとか、そういったことから愛媛県さんの方で警戒レベルを設定していかれますので、県と市で協議をしながら決めていきたいと思います。
(記者)
医療機関の逼迫具合によるのか?
(市長)
一つの目安になるかと思います。
(記者)
速報値で過去最多だが、市として感染対策の強化は考えていないのか?
(市長)
さまざまやっているところです。これまでもいろんな啓発をやってきました。カラオケ店とかゲームセンターでの啓発ですとか、またちょうど新年度に切り替わって松山市駅前とかJR松山駅で啓発をさせていただいたり、感染状況に応じて今までもさまざまやってきていますので、これからも感染状況を見ながらさまざまな啓発をしていきたいと思っています。
 
※質疑応答は内容を要約しています。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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