令和6年10月8日「『こども本の森』図書室(仮称)」について
更新日:2024年10月9日
※この動画は、松山市長記者会見の冒頭(市長説明)を掲載しています。
- 日時:令和6年10月8日(火曜日) 午前11時から
- 場所:本館3階第1会議室
- 記者数:13人
【報道資料】「こども本の森」図書室(仮称)の正式名称とロゴマークが決まりました
(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202410/honnomoriname.html)
(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202410/kodomohonnomori.html)
議題
- 「こども本の森」図書室(仮称)」について
会見要旨
それでは本日の議題、こども本の森図書室(仮称)について説明します。
世界的に有名な建築家、安藤忠雄さんから松山市に、「自身が設計した坂の上の雲ミュージアムに『こども本の森』を整備して寄付したい」と提案を頂き、今年4月から増築工事を開始し、順調に進んでいます。建物は来年、令和7年3月末頃完成し、7月オープンの予定です。進捗やイベントなどの情報をミュージアムのホームページやSNSで発信しています。
また今年7月から、絵本や文学、国語教育の専門家に参加いただき、こども本の森の運営検討懇話会を実施しており、安藤忠雄建築研究所にもご意見を伺って図書室の正式名称は、「こども本の森 松山」に決まりました。他県にある、こども本の森と統一感を持たせ、こども本の森というブランドを意識した名称です。検討会のメンバーは、愛媛大学名誉教授の三浦和尚さん、絵本専門士の菅弥和乃さん、絵本作家の香川元太郎さん、俳人の神野紗希さんです。
合わせてロゴマークを制作しました。デザインは、クリエイティブ・ディレクターの榎本了壱さんです。榎本さんは坂の上の雲ミュージアムの開館以来、全ての企画展のポスターや図録のデザインを手掛けています。ロゴマークは、「本」と「森」と「松山」の3つを意識し、ミュージアムの三角形を組み合わせ、シンプルで親しみやすくなっています。
安藤さんからメッセージが届いていますので読ませていただきます。
「本を読むことは心の中で旅をすることです。ページをめくるたびに新しい世界が広がっていきます。こどもたちはこの『心の旅』を通して生きる力を養うことが出来ます。『坂の上の雲』に登場する正岡子規や秋山兄弟のようにここ松山から明日の世界へと、飛び立っていくんだ、という志を持ったこどもたちが一人でも多く育ってくれることを願っています。2024年10月8日 安藤忠雄」
このような直筆のメッセージを頂いています。安藤さんの似顔絵のはんこも押されています。
次に、こども本の森 松山に置く寄贈本を、明日10月9日(水曜日)から11月30日(土曜日)まで募集します。テーマは、未来を担うこどもたちにぜひ読んで欲しい本です。4千から5千冊の本を置く予定で、絵本や物語をはじめ図鑑など幅広く募ります。子どもたちが読む本ですので、できるだけ新しく、きれいな本を坂の上の雲ミュージアムに送付または直接持ち込んでください。申込書は松山市ホームページなどからダウンロードまたはミュージアムにもあります。合わせて本の購入など準備費用で生かすため、10月1日(火曜日)から12月31日(火曜日)までふるさと納税型クラウドファンディングを実施しています。
子どもたちがさまざまな本と出会い、未来への夢や希望を膨らませ、「なりたい自分」を見つけられる、「お気に入りの場所」になるよう、こども本の森 松山をつくっていきたいと考えています。ご協力をお願いします。
説明は以上です。
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