令和6年4月9日「道後温泉本館全館営業再開・改築130周年記念」についてほか

更新日:2024年4月10日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和6年4月9日(火曜日) 午後0時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:12人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202404/130basutaoru.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202404/14409120240408092039.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202404/flowerevent2024.html)

議題

  • 「道後温泉本館全館営業再開・改築130周年記念」について
  • 「道後温泉本館全館営業再開・改築130周年記念『立川志の輔独演会』」について
  • 「松山城二之丸史跡庭園 花のイベント『恋する庭園2024』」について

会見要旨

 それでは本日の議題3件について説明します。
 まず道後温泉本館全館営業再開・改築130周年記念についてです。今年、令和6年は、道後温泉本館が明治27年4月10日に改築されて130周年、また平成31年1月に開始した保存修理工事から約5年半ぶりに7月11日(木曜日)に全館で営業を再開し、12月には工事が完了する節目が重なる年です。機会を捉え、年間を通して機運を高めるとともに、道後温泉本館や道後温泉地域の価値を国の内外に発信し、多くのお客さまにお越しいただけるよう引き続き魅力に磨きをかけていきたいと考えています。
 本館改築130周年に当たる4月10日(水曜日)は改築130周年を記念し、オリジナルのバスタオルを道後温泉本館で朝6時から販売を開始します。多くの方と一緒に祝いたいという思いを込めて、道後商店街に本店を構える株式会社 伊織さんに制作いただきました。デザインは道後温泉本館と白鷺や坊っちゃん団子など道後温泉のシンボルが描かれるほか、品質にもこだわり、今治タオル認定の品質基準を満たしています。青と赤の2色で、それぞれ1,000枚、合計2,000枚限定です。
 また同日、道後温泉本館の東側にある休憩施設、振鷺亭の展示をリニューアルします。道後温泉の歴史を分かりやすく紹介するパネルと、本館の正面玄関と又新殿で実際に使われていた2種類の鬼瓦と保存修理工事で試作した新しい鬼瓦の3点を展示します。間近で鬼瓦の迫力が観られます。
 そして4月13日(土曜日)は、改築130周年記念シンポジウムを道後温泉別館 飛鳥乃湯泉の中庭で開催します。第1部は建築家、東京大学名誉教授で、多摩美術大学学長、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉の設計を監修いただいた内藤廣先生をお招きして、構造研究者の東京大学教授、藤田香織先生と保存修理工事がどのように行われたのかを、第2部では文化のまちづくりのこれからについて、アーティストで詩人の青柳菜摘さんと道後温泉誇れるまちづくり協議会副会長の山澤満さんに語り合っていただき、将来の本館の姿やまちづくりを考えるきっかけとします。
 次に画家・大竹伸朗さんの工事中に使用していた素屋根テント膜作品「熱景/NETSU-KEI」は、大竹さんのご意向で学校用のテントに加工し、市内の市立小学校53校全てに1張ずつ寄贈します。保存修理工事中、本館を見守り、アートの力で道後に賑わいを創り出してきたテント膜が、子どもたちを見守るテントに生まれ変わり、未来へ引き継がれていくのを大変うれしく思います。贈呈式は4月27日(土曜日)11時30分から振鷺亭前で、代表して松山、北条、中島の3校の児童を招き行います。
 また道後温泉の玄関口でのおもてなしで、伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫さんにご協力いただき、訪れた観光客の方々に道後温泉ならではの温泉情緒を感じてもらえるよう、それぞれの道後支店の窓全面に道後温泉を象徴する風景を掲出します。4月中の予定です。
 そして本館の全館営業再開の前日7月10日(水曜日)に記念式典と内覧会を行います。そのほか7月13日(土曜日)は先日発表しました東京ガールズコレクションを開催し、加えて子規顕彰全国俳句大会、三津浜花火大会、道後温泉卓球大会など記念事業を実施する予定です。詳細は順次お知らせします。地元と一体になって、年間を通して全国そして海外に魅力を発信しながら、道後温泉がこれから先も輝き続ける新たな始まりの年にしたいと考えています。

 次に道後温泉本館全館営業再開・改築130周年記念「立川志の輔独演会」についてです。7月12日(金曜日)に松山市民会館の中ホールで、落語家の立川志の輔さんの独演会を開催します。落語は古典を大事にしながら現在も新作を生み出し続けている文化芸術で、松山市の「ことば」を生かしたまちづくりとも相応し、道後温泉本館全館営業再開記念にふさわしいと考えています。
 志の輔さんは、これまで道後寄席やまつやま子規亭に出演いただいたご縁があります。チケットの取りにくい人気落語家のお一人です。ことばの伝統芸能である落語に触れていただき、「ことばを大切にするまち松山」の魅力を広く発信するとともに、道後温泉本館全館営業再開を記念し、こけら落としとして著名な落語家に公演いただき、改築130周年と道後温泉本館と全館営業再開の認知度を高め、誘客を目指します。
 来場者には道後温泉のパンフレットを配布するほか、チケットと引き換えに道後温泉本館神の湯階下の無料入浴券をお渡しします。独演会のチケットは入浴券付きで税込み4,500円で、5月10日(金曜日)から販売予定です。購入方法は後日、報道資料や松山市のホームページなどでお知らせします。

 次に松山城二之丸史跡庭園 花のイベント「恋する庭園2024」についてです。松山城二之丸史跡庭園はかつての松山藩主邸で、市内中心部にありながら静かで心安らぐ空間です。恋人の聖地に選定されており、令和4年に開園30周年を記念し、庭園を花で飾るイベントを実施しました。大変好評で、今年も引き続き「恋する庭園2024」を実施します。日程はゴールデンウィーク中の4月27日(土曜日)から5月6日(月曜日・休日)までの10日間で、時間は朝9時から夕方5時までです。今年は、庭園の流水園に色とりどりの生花を浮かべる花手水は、円形の型に生花を敷き詰め浮かべます。風向きで異なる流水園の水面と、生花のコンビネーションを模様のように楽しめます。フラワーベンチは、ベンチに加え後ろの木の柵も花で飾り、より華やかな撮影スポットになると考えています。また期間中毎日先着100名の方に桜の入浴剤をプレゼントするほか、市民団体の皆さんが二之丸演奏会を行い、ヴィオリラをはじめ、三味線と地唄やオカリナのデュオを披露したり、愛媛県華道会が二之丸の聚楽亭でいけばなの作品5点を展示します。幅広い年代の方が楽しめる内容です。ぜひこの機会に来園いただき、美しい花と庭園をご覧ください。
 説明は以上です。

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