令和7年4月21日「第22回 坊っちゃん文学賞」についてほか

更新日:2025年4月22日

※この動画は、松山市長記者会見の冒頭(市長説明)を掲載しています。

  • 日時:令和7年4月21日(月曜日) 午前11時から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:14人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202504/22bocchanboshuu.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202504/yomishibaiboshuu.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202504/14298120250414141251.html)

議題

  • 第22回 坊っちゃん文学賞について
  • 総合コミュニティセンターこども館南側リニューアルについて

会見要旨

 それでは本日の議題2件について説明します。
 まず第22回坊っちゃん文学賞についてです。
 坊っちゃん文学賞は市制100周年を機に、近代俳句の祖(おや)、正岡子規を生み、近代小説の文豪、夏目漱石の小説『坊っちやん』に描かれた街という松山市の豊かな文学的土壌を生かし、新しい青春文学の創造と本市の文化的なイメージを高め、全国にPRするため昭和63年に創設しました。その後21回、37年継続し、人気作品や受賞後も活躍を続ける作家を生み出してきました。
 第4回大賞の敷村良子さんの『がんばっていきまっしょい』は、実写映画化やテレビドラマ化されるほか、去年10月に松竹で初めて劇場アニメーションが全国公開され、第48回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞し、松山の青春像を全国に広く伝えられました。合わせて本市では、聖地マップをつくりARスタンプラリーを実施するなどPRや地域で盛り上げ、訪れてみたい日本のアニメ聖地88に選定されました。そのほか第7回大賞の瀬尾まいこさんは2019年の本屋大賞を受賞し、作家の道へ進まれています。
 坊っちゃん文学賞は令和元年、第16回からショートショートの文学賞にリニューアルし、去年、第21回は全国47都道府県に加え、海外は19の国と地域から、また最年少は6歳、最年長は92歳と幅広い年代の方から、これまでで2番目に多い8,341点の応募がありました。
 今年も4,000字以内のショートショートの作品を募集します。テーマは自由です。誰もが気軽に書き始められるショートショートは書く楽しさを感じてもらいやすく、世代を問わず参加でき文学の間口を広げます。俳句と同じ短い言葉で表現する特長を生かし、この賞を文学の入り口に、「ことばと文学のまち松山」の魅力をさらに広く発信したいと考えています。募集期間は来月5月1日(木曜日)から9月30日(火曜日)までの5カ月間です。
 審査員長は松山市出身で、樹立社ショートショートコンテストで「海酒」が最優秀賞を受賞し、「情熱大陸」や「ラジオ深夜便」などメディアに多く出演され、ショートショート作家の旗手として活躍されている東京大学工学部、東京大学大学院工学系研究科卒の田丸雅智さんです。審査員は声優、ナレーターで、第7回声優アワード助演女優賞を受賞し、アニメをはじめ報道番組のナレーターやインターネットラジオステーション音泉で朗読番組など、さまざまな方面で活躍される大原さやかさん、映画監督で、映画『溺れるナイフ』のほか『生きるとか死ぬとか父親とか』でテレビドラマ初監督を務め、またRADWIMPS、乃木坂46、Aimer、back numberなどのミュージックビデオの映像監督も務める山戸結希さんと、さまざまな分野から個性豊かな皆さんにお願いしています。そしてアンバサダーは引き続き松山市出身で、GENERATIONS from EXILE TRIBEのリーダーの白濱亜嵐さんです。多くの人に応募してもらえるようSNSなどで情報を発信し、PR活動をしていただきます。
 結果発表と表彰式は、来年2月ごろの予定です。大賞受賞者に賞金50万円を贈るほか、受賞作品はKADOKAWAが発行する雑誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されます。また今年から小学生特別賞を創設します。小学生の皆さんにも文学に興味を持ってもらい、創造力や文章力を高めたいと考えています。
 そして今年も受賞作品へのメッセージを募集します。前回は182件の応募があり、作者へお伝えしました。坊っちゃん文学賞に応募し、入賞すると読者から感想が届きます。創作活動に生かしていただきたいと思います。
 加えてショートショートの受賞作品を舞台化し、作品の原文をそのままに朗読と演劇を融合させたよみ芝居公演を行っていて大変好評です。今年の日程は8月2日(土曜日)夕方6時から、8月3日(日曜日)午前11時から、午後3時からの3公演です。会場は松山市総合福祉センターの1階大会議室で、上演作品は第20回大賞の『ライフ・イズ・ア・ムービー』、第19回佳作の『嘘つきは透明のはじまり』、第21回佳作の『描かなかった夕焼け』です。観覧者の募集開始は5月1日(木曜日)から先着で、松山市ホームページの申し込みフォームまたは往復はがきに必要事項を記入し、申し込んでください。
 これまで、「ことばと文学のまち松山」を一緒に育んできた市民の皆さんや全国の文学ファンの皆さんに感謝するとともに、一人でも多くの皆さんに作品をご応募いただき、坊っちゃん文学賞の魅力をより高めていきたいと思います。

 次に総合コミュニティセンターこども館南側リニューアルについてです。
 今週4月25日(金曜日)に総合コミュニティセンターこども館の南側で、新しくお弁当やおやつを食べたり、遊んだりしてくつろげる芝生の広場が誕生します。
 広場には人工芝を敷いて子どもたちが寝転がったり、裸足で遊んだりできるスペースも作りました。人工芝は熱を吸収しにくく、クッション性のある素材を使っていて体への負担も少なく、安全で快適な時間を過ごせます。また築山を設け、子どもたちが登ったり、滑ったり、上から立って見下ろしたりして遊べます。
 ボタンを押すとミストシャワーが出る仕掛けもあります。暑い日にはぜひ子どもたちに、ミストシャワーで楽しみながら涼んでもらいたいと思います。
 パラソル付きのテーブルベンチでは、親子でお弁当やおやつを食べたり、開放的な空間で飲み物を飲みながら図書館で借りた本を読んだり、おしゃべりしたりといろいろな楽しみ方が広がります。
 4月25日(金曜日)午前9時30分からリニューアル式典を実施後、利用を開始します。4月になって暖かくなってきました。ゴールデンウイークもありますのでぜひお出かけください。
 説明は以上です。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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