令和2年8月11日 「だから、ことば大募集」について

更新日:2020年8月12日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和2年8月11日(火曜日) 12時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:15人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202008/dakarakotoba2020.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202008/dogoreborn2020-2.html)

議題

  • だから、ことば大募集について

会見要旨

 本日の議題の前に、定額給付金についてお知らせします。
 まだ申請をされていない世帯に7月15日(水曜日)時点で再度申請の案内をお送りしています。8月7日(金曜日)の時点で約24万9,000件、全世帯の99%の申請を受け付けています。まだ申請されていないのは約2,500件です。申請期限は1週間後の8月18日(火曜日)です。郵送とオンラインの受け付けに加え、市役所第4別館1階定額給付金室、本館1階の総合案内、支所に直接お持ちいただいた場合も受け付けます。申請を済ませていない方は手続きをお願いします。

 また新型コロナウイルス感染症に関してこれまでも繰り返しお願いしていますとおり、全国的に感染者が増えています。夏休みやお盆の時期を迎え、首都圏や関西圏など感染が拡大している地域からの帰省は慎重な検討をお願いします。高齢者や基礎疾患のある家族がいるご家庭は特に注意してください。
 市民や事業者の皆さんも、感染が拡大している地域へのお出掛けや遠方から多くの人が集まる同窓会やカラオケなどは特に注意してください。まずは地域や県内の外出を日常化することから始め、身近にある素晴らしい地域資源にもどんどん触れていただきたいと思います。そして引き続き気を緩めず、感染回避行動を習慣化してください。一つ目、うつらないよう自己防衛をお願いします。二つ目、うつさないように周りに配慮をお願いします。三つ目、密閉、密集、密接の3密回避の習慣化をお願いします。

 それでは本日の議題だから、ことば大募集について説明します。
 松山市は近代俳句の父・正岡子規を生み、明治の文豪・夏目漱石の小説『坊っちやん』や司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』の舞台になるなど豊かな文学的土壌を生かし、ことばを大切にするまちづくりを進め全国に発信しています。
 これまで2000年とその10年後の2010年にことばのまちの魅力を高めるためだから、ことば大募集を行い、全国はもちろん海外から2000年には1万2,001点、2010年には1万2,200点のことばが寄せられました。ことばの作品は街はことばのミュージアムと題し路面電車をはじめ松山空港や港、松山城ロープウェイなど多く人の目に留まる場所へ掲示し、市民の皆さんや松山を訪れた方々の心をことばで温め癒やしています。
 今年は前回の募集から10年の節目で、今回も30文字以内で3回目の「だから、ことば」を大募集します。その開始に合わせ、明後日8月13日(木曜日)の午前10時から審査員長にリモートで出席いただき募集テーマや思いなどをお知らせする発表会を行います。
 審査員長は現代文学を代表する作家で代表作『さようなら、ギャングたち』の著者、また「坊っちゃん文学賞」の審査員でも1回から15回、30年にわたって尽力いただき松山のことば文化をよく知る高橋源一郎さんです。審査員は松山市出身のモデルで多くのメディアでも活躍され、詩や朗読など自身の内面から生まれることばを表現する活動も行う松山応援団のラブリさん、松山市出身のラッパーでラップバトルの大会である「アルティメット・エムシー・バトル」で愛媛王者や四国代表になった経歴を持つDisryさんと幅広い分野から個性豊かな皆さんにお願いしています。そしてPRサポーターには文筆家・写真家でツイッターでの日々のつぶやきが話題になり、SNSを中心に若者に絶大な人気の蒼井ブルーさんが就任し、多くの方に応募してもらえるようPR活動をしていただきます。
 10年ぶりのだから、ことば大募集でことばを大切にするまち松山を全国にPRし松山の魅力を伝え、皆さんが応募してくれたことばが松山を笑顔にしてくれると期待しています。在宅で考えること、また応募することができます。ことばを大事にしたまちづくりをしている松山です。ことばには○○づけるという言い方をするならば、傷つけることばもあれば一方勇気づけることばもあります。皆さんが応募してくれたことばが松山に住む人、松山に来た人を笑顔にしてくれることを期待しています。

 次に資生堂との椿パートナー協定の再締結についてです。
 松山市では、椿と深いゆかりを持つ業界トップリーダーの資生堂と平成26年3月に松山市・資生堂椿パートナー協定を締結し、「美と健康と癒やし」という親和性を生かした魅力づくりを共同して進めています。道後温泉別館 飛鳥乃湯泉には、資生堂から提供いただいた100本の椿と、地元の伊予つばき協会から頂いた椿で聖徳太子が歌ったとされる椿の森を再現し、多くの観光客や市民の皆さんに楽しんでいただいています。そのほか俳句甲子園、産業まつり、修学旅行誘致など多くの事業で協賛し、道後温泉本館、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉をメインに松山への送客や相互のプロモーションを支援いただいており、今月8月1日に5度目の協定を締結しました。
 去年は飛鳥乃湯泉の夏のおもてなしで、資生堂製品TSUBAKIのサンプルと学生が考案した椿の栞付きオリジナルカードをお贈りするほか、1月28日の「いい、つばきの日」に合わせ椿美人フェアを開催し、資生堂社員の方がハンドマッサージ体験会を実施したり河原学園の学生の皆さんが椿をデザインして創作したオリジナルお菓子を提供したりし、多くの市民や観光客の皆さんに喜んでいただきました。
 8月1日(土曜日)からパートナー協定の再締結を記念し、飛鳥乃湯泉の資生堂シャンプーTSUBAKIを新しいシャンプーに入れ替えています。今年も引き続き「美と健康と癒やし」をテーマに、修学旅行生へのおもてなしや昨年好評だった「食」と関連したイベントなど資生堂や大学などに協力をいただき季節ごとに道後の魅力を体感いただけるおもてなしを行います。今後もお客さまのニーズに合ったサービスを共に生み出しながら高いブランド力を有する資生堂が椿協定を締結した初めての自治体として双方がウィンウィンになるよう連携していきます。

 最後に道後REBORN2020キャンペーンに関しお知らせです。
 先週8月7日(金曜日)から道後温泉本館のプロジェクションマッピングに新しいプログラムを追加し、デジタル花火と青の火の鳥で道後温泉に来られるお客さまに「再生への祈り」や「癒やし」のメッセージを伝えるほかウォールアートをリニューアルしました。加えて、来週8月22日(土曜日)から土曜日、日曜日、祝日に道後温泉別館 飛鳥乃湯泉2階休憩室を利用いただいた方に道後REBORNオリジナルエコバッグをプレゼントします。これからもさまざまな連携でお客さまにさらに満足いただける温泉地を目指します。
 説明は以上です。

質疑応答

【だから、ことば大募集】
(記者)
詳細は13日の発表か?
(市長)
今、言葉を寄せてくださいと申し上げましたけれども、テーマなどは明後日、13日に発表させていただきます。
(記者)
日本語が30文字以内というのは、今日でもよいか?
(市長)
はい。英語もありましたよね。外国語も。
(坂の上の雲まちづくり部長)
はい。英語も制限がありました。
(記者)
10年ぶりに募集する狙いや思いは?
(市長)
全国には市、町、村いわゆる基礎自治体と言いますけれども、約1700の基礎自治体があります。その1700の基礎自治体に、全ての町に、文学的な土壌があるわけではありません。
わずか17文字ですけれども、34年の生涯をこの17文字にささげた正岡子規さんであったり、また子規さんの同い年、大親友だった夏目漱石さんがこのまちで、このまちを舞台にして『坊っちやん』を書いた。司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』もあります。やはりこういった文学的な土壌があるのが松山の特徴だと思いますので、これを生かしていきたい。
今だからこそ、というようなことも申し上げましたけれども、やはり言葉って大きく2種類あって、傷つける言葉もあれば勇気づける元気づける言葉もありますから、言葉でやはり人は元気ももらえますし、勇気ももらえます。そんな言葉を全国から、また世界からも応募ができますので寄せていただいて、松山に住む方、また来る方が笑顔になるような、そんな取り組みをできればと思っています。

【道後REBORNプロジェクト】
(記者)
コロナ禍で、道後REBORNプロジェクトへの期待は?
(市長)
今回もこれは手塚治虫さんの作品ですから手塚プロダクションの許諾が要りますけれども、極めて珍しいと思います、青の火の鳥が展開をされている。そして今年、なかなか花火大会ということにならなかったですから、そういったところも制作元のポニーキャニオンさんが工夫をしていただいて、FIREWORKS、花火の作品があがるようになりました。取り上げていただいた新聞社さん、また放送局さんもありがとうございます。またプロジェクションマッピングなどは外ですのであまり密になりませんし、密にならないように職員の方も声を掛けていますけれども、8月からやりだして12月までですから、皆さん見に来ていただければなと思っています。一方感染防止も大事ですから、これまで何度も何度もこの会見の場で申していますけれども、感染防止対策を徹底しながら、営業も続けていきたいと思っています。

【コロナ禍】
(記者)
松山まつりをオンラインで開催するなど、コロナ禍で工夫を凝らしたイベントへの所感は?
(市長)
これまでもまちづくりで行政だけでやれることには限りがありますとずっと申し上げてきました。だからこそ、われわれからすると職員にずっと言ってきたのは、上から目線では絶対にしたら駄目ですよと、一方通行でやったりしたら駄目ですよと、押し付けでやったりしては駄目ですよということをずっと申し上げてきて、行政と民間で一緒にやるんだっていうのをずっと申し上げてまいりました。大変ありがたいことだと思っています。
今年は残念なことに松山まつり、お盆の時期に千舟町通りで、元気に皆さんに踊っていただいていますけれどもできなくなった。残念だなと思っているところに民間のこういった動きが出てきた。非常にありがたいことだと思っています。テイクアウトのこともそうだったと思います。コロナのことでちょっと飲食店厳しいなっていうところで、飲食店の方々が工夫をされて、じゃあテイクアウトでどうだろう、そんな動きが出てきてわれわれも支援をさせていただいた。やはりこういう行政と民間が一緒になった取り組みがまちづくりでは大事なことなので、引き続きやっていきたいと思っています。民間の皆さんのご協力に心から敬意を表したいと思います。

※質疑応答は内容を要約しています。

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シティプロモーション推進課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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