令和3年3月22日 新型コロナウイルス感染の確認について

更新日:2021年3月22日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和3年3月22日(月曜日) 午後1時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:8人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202103/honbu20210322.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 昨日は既存事例3名の感染を確認し、本市での累計は743人になりました。感染された方にお見舞いを申し上げ、また1日も早い回復をお祈りします。
 昨日愛媛県内では5例目、松山市内では初めて変異株の陽性が確認されました。昨日新規の感染を公表した本市237例目に関し、濃厚接触者2名を検査し、1名が陽性でした。昨日愛媛県衛生環境研究所で変異株のPCR検査を実施した結果、変異株と分かりました。この方に濃厚接触者は確認されていません。現時点で感染経路などの情報は得られておらず、引き続き松山市保健所が調査を進めています。
 変異株といっても特別な対応が必要なわけではなく、市民の皆さんにはこれまでと同様、3密の回避、マスクの着用、定期的な手洗いと換気など基本的な感染予防策の徹底をお願いします。今後も積極的疫学調査や必要な検査を速やかに行い、感染の広がりを把握し、囲い込みと封じ込めに全力を挙げて取り組んでいきます。

 次に、昨日新規で公表している本市238例目について、昨日濃厚接触者7名を検査し、2名が陽性でした。こちらは松山市内繁華街の飲食店での感染事例です。松山市保健所が調査を進めています。

 次に、本市239例目についてです。これは松山市外に在住し、松山市内の接客を伴う業務に従事している方で、昨日愛媛県が変異株陽性を公表した事例です。仕事上で接触があった方の感染を本市でも公表しました。この方には変異株の検査を行っていませんが、変異株陽性者と同一の事例で、国の考え方に基づき変異株陽性として扱うことになります。
 この事例の陽性者2名は松山市内の接待を伴う飲食店に勤務しています。海外への渡航歴や県外への滞在歴は確認されていません。今後お店に協力していただき、従業員の検査を順に進めていく予定です。また店側で利用客を把握されていますので、店側から利用客に連絡し、体調の確認と体調不良の場合は保健所で検査するよう呼び掛けています。引き続き店側に協力いただき、速やかに感染の広がりを確認していきます。個人や店舗を特定するような情報の拡散や誹謗中傷は絶対にしないでください。保健所の調査の妨げになる可能性もありますのでよろしくお願いします。

 首都圏の緊急事態宣言は解除されたものの、全国的に新規感染者数は下げ止まりの傾向が見られ、今後はリバウンドに気を付けなければなりません。
 去年は3月下旬から4月上旬にかけて、県外からの人の移動でウイルスの持ち込みや持ち帰りでの感染が発生しました。現在の首都圏の感染状況は去年を大きく上回っています。そこで愛媛県内は当面の間「感染警戒期」のまま、一定の警戒レベルを維持することになっています。
 3月後半に入り、特に20代から30代の若者の感染が目立ってきました。この数日は接待を伴う飲食店に限らず、松山市内の繁華街の複数の飲食店で陽性者や変異株も確認されています。これから年度末、年度初めを迎え、人の移動が増え感染のリスクが高まると想定されます。 
 市民の皆さんは特に次の3点に注意してください。一つ、ウイルスの持ち込みや持ち帰りに警戒し、首都圏や感染者が増えている地域への不要不急の往来や出張は必要性を検討し、慎重に判断してください。やむを得ない場合は訪問中と帰松後に感染回避行動の徹底をお願いします。進学や就職などでの転居に付き添うご家族も十分に気を付けてください。二つ、年度替わりの恒例行事などは特に感染防止に注意してください。歓送迎会や卒業・入学パーティーなどは日頃会わない人と長時間、大人数の会食を避ける。体調不良の場合は参加しない、させない。感染リスクの高い行動をした場合は参加を自粛する。お花見はグループ同士の間隔を十分空け、宴会やカラオケなどは飛沫感染のリスクが高まるため絶対に控える。転勤、転居など感染拡大地域からの移動は2週間前から不特定多数との接触を控え、来松後2週間は体調管理と行動に留意する。三つ、引き続きマスクの着用や手指消毒、定期的な換気など基本的な感染回避行動を徹底し、風邪症状が現れたら速やかに受診してください。ご自身を守り、大切な家族を守り、地域を守るため、市民の皆さんのご協力をお願いします。

 ワクチン接種は3月9日(火曜日)にお知らせしたとおり、4月に本市に供給されるワクチン量が3,900人分と限られており、まず高齢者施設での入所者の重症化を防ぎ、またクラスターを抑制するため、高齢者施設の入所者や施設の従事者を先行し行います。接種券の発送は65歳以上の高齢者へは国が現在示している4月23日(金曜日)ごろ、64歳以下の方へは今後国から示される時期に配布する予定です。また市医師会を通して各医療機関にワクチン接種に関しアンケートを実施した結果、個別接種では約280の医療機関から自院で接種に協力いただける回答がありました。集団接種は個別接種を補い、平日に接種が難しい人などにも配慮するため土曜日、日曜日に実施する予定です。会場は松山市総合コミュニティセンターやアイテムえひめの公共施設のほか、協力の申し出をいただいた松山三越とフジグラン松山の4カ所を考えています。予約受け付けは市のコールセンターで電話で受け付けるほか、市ホームページでのWeb予約、障がいのある方に配慮しファクスを予定しています。開始時期は5月以降のワクチン供給状況などを見て、改めて市民の皆さんに案内します。
 今後も国、県の動向を注視し、詳細が分かり次第、市民の皆さんにお知らせし、また速やかに、そして安全に接種ができるよう準備を進めていきます。
 以上です。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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