令和2年5月8日 松山市立小学校・中学校の臨時休業の延長と登校日の設定について
更新日:2020年5月8日
※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。
- 日時:令和2年5月8日(金曜日) 午後3時30分から
- 場所:本館3階第1会議室
- 記者数:15人
【報道資料】 松山市立小学校と中学校の臨時休業の期間をさらに延長し、休業期間中に分散登校を実施します
(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202005/kyuugyou20200508.html)
議題
- 松山市立小学校・中学校の臨時休業の延長と登校日の設定について
会見要旨
次に、松山市立小学校・中学校の臨時休業の延長と登校日の設定についてです。
本市では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、国や県の要請で、3月4日(水曜日)から現在まで松山市立の全ての小学校53校と、中学校29校を臨時休業しています。
今週、5月4日(月曜日)に、国の緊急事態宣言が延長されました。愛媛県も解除されていないものの、特定警戒区域には入っておらず、新しい国の方針では、感染者数が限定的になった地域は、感染拡大防止と社会経済活動を両立させるよう要請されています。また、そうした地域では、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を実践する必要があるとされています。
そして本日、愛媛県でも県立学校や中等教育学校、特別支援学校の教育活動の再開に向けた方針が示されました。
本市では、5月3日(日曜日)の事例は、感染の封じ込めができており、新しい感染事例は4月21日(火曜日)から出ていないこと、また、5月1日(金曜日)に出された文部科学省からの通知で、「長期間この新たなウイルスとともに生きていかなければならないという認識に立ち、子供の健やかな学びを保障するということの両立を図ることが重要である。」と示されたこと、加えて市内82校の校長の意見や愛媛県立学校の状況も参考にし、臨時休業の期間を5月10日(日曜日)までから、5月24日(日曜日)までに延長し、その間、段階的に学校の教育活動を再開する準備を進めます。
具体的には、各学級を2つのグループに分け、それぞれ日をずらして、1日おきで午前中に登校するようにします。どの学級の児童生徒も20人以下で学習指導を受けられるようになり、教室での座席はできるだけ距離をとるように配置するなど、感染対策を強化します。
文部科学省の通知では、学級ごとや学年ごとに登校日を分ける例も示されていました。本市では、衛生面を重視し、学級を2つに分けて、自分の教室の、自分の机で学習を行うことがよいと判断しました。
給食は、感染リスクを抑えるため、また、全面再開に備え、学校生活のリズムをつかんでもらうため、午前中学習にしますので実施しません。
部活動は、濃厚接触になる可能性がある活動もありますので、学校が普段通りの再開になるまで停止します。
児童の小学校での預かりは、分散登校の間、継続しますが、教職員が対応するようになりますので、保護者の皆さまには、できるだけ預かりの自粛にご協力をお願いします。
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