令和2年11月30日　新型コロナウイルス感染の確認について　（松山市55事例目関係／松山市60、61事例目）

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭（市長説明）のみを掲載しています。

• 日時：令和2年11月30日（月曜日）　午後4時30分から
• 場所：本館3階第1会議室
• 記者数：7人

• 新型コロナウイルス感染の確認について

　それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
　本市に関連し、昨日学校関係者の感染を報告した松山市立の学校は、明日も臨時休業を継続します。保健所が調査を進めており、本日関係者の検査をする予定です。感染の状況を早急に把握し、囲い込みに全力を挙げてまいります。

　次に、高齢者施設Bを利用した陽性者が入居していた別の高齢者施設の入居者と職員の検査対象者全員を昨日検査し、全員陰性でした。また高齢者施設Aは施設名が公表されておりませんが、これまで説明してきたとおり、陽性が確認された利用者や職員の行動歴などは全て把握し、適切に対応できています。また施設内から陽性者が確認されたことは、施設から利用者のご家族や関係者に連絡済みです。加えてこの施設は感染症専門医にご協力いただき対策を行っていますので、ご安心ください。
　本日は感染確認したショートステイのフロアの利用者の再検査と合わせ、別のフロアの利用者と職員を念のため幅広く検査する予定にしています。ご高齢の方が入居している施設ですので、これからも感染防止に全力で取り組んでいきます。

　昨日は濃厚接触者15名、接触者85名の検査を実施し、1名の陽性と99名の陰性を確認しました。そのほか新しく2名の感染を確認しています。感染者の累計は260人です。感染された方にお見舞いを申し上げます。また1日も早い回復をお祈り申し上げます。感染された方には、プライバシーに配慮して感染の事実を公表することにご理解をいただき、本日公表しています。
　昨日感染が確認されたのは55例目年代、性別、職業非公表の関係1名、その他新規が2名です。詳細は資料のとおりです。

　連日感染者が確認されています。今気を抜くと本市でも一気に感染が広がる恐れがあります。市民の皆さんにはこれ以上感染を拡大させないため、十分な換気、マスクの着用、手洗い、手指消毒、人との距離の確保など基本的な感染対策をしっかりと徹底してください。
　これまでの感染事例から二つお願いします。一つ目はマスクの着用です。普段はほとんどの方がマスクを着用しています。一方、長時間の会食中などマスクを外して会話していた方が見受けられます。飛沫を飛ばさないためにマスクが効果的です。例えば会食中に会話をする場合、面倒でもマスクを着用したり、ハンカチを口元に添えたり、飛沫感染の防止を徹底してください。二つ目は発症後の行動です。多くの方は発熱などの症状が現れた後、仕事や外出を控え医療機関を受診しています。しかし一部にマスクをして出勤し、受診までに時間を要している事例がありました。各事業所でも従業員の皆さんに、体調が悪い時は早めに休み、医療機関に相談するよう徹底してください。
　市民の皆さんが今、感染拡大防止の行動を徹底していただければ、2週間後の感染拡大を防げます。また感染リスクを上げないためには、普段会わない人とは極力会わないことも重要です。年末年始に向けて感染の拡大を断ち切るため、普段会っていない人と会うことを極力避け、ご家族など身近な人と過ごしてほしいと思います。そして発熱など風邪の症状が現れた場合は、無理に外出することなく、かかりつけ医に電話で相談してください。市民の皆さんの協力をお願いします。

　最後に、11月26日（木曜日）に本市職員と愛媛県社交飲食業生活衛生同業組合の方とで接待を伴う飲食店を訪問し、新型コロナウイルス感染症の予防を啓発しました。忘年会シーズンを前に前回と曜日と時間帯を変更し、12月4日（金曜日）に再度訪問することにしましたのでお知らせします。
　説明は以上です。