令和2年11月17日 新型コロナウイルス感染の確認について (松山市19事例目関係/松山市23事例目関係/松山市24事例目/松山市25事例目)

更新日:2020年11月17日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和2年11月17日(火曜日) 午後4時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:10人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202011/honbu20201117.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 昨日濃厚接触者14名と接触者76名のPCR検査を実施し、濃厚接触者1名の陽性と89名の陰性を確認しました。愛媛FCの関係者41名と正岡小学校の学校関係者28名は、全員陰性です。この結果から、臨時休業している正岡小学校では、わずかな接触があった方も含め関係者全員の陰性が確認できたこと、そのうち濃厚接触者は引き続き自宅で健康観察を行うことから安全は確保できると判断し、明日11月18日(水曜日)から学校を再開します。

 昨日は、そのほか新しく6名の感染を確認しました。感染者の累計は104人になりました。感染された方にお見舞いを申し上げます。また1日も早い回復をお祈り申し上げます。感染された方には、プライバシーに配慮して感染の事実を公表することにご理解をいただき、本日公表しています。
 それでは、事例ごとに説明します。1人目は、20代男性会社員、本市19例目の濃厚接触者で、11月12日(木曜日)に陰性だった方です。11月15日(日曜日)の夜から頭痛の症状が現れ、昨日16日(月曜日)に再検査し、陽性が判明しました。濃厚接触者で自宅待機しておられ、新しい濃厚接触者はいません。本日指定医療機関に入院しました。
 2人目は、医療機関の職員で、本市23例目正岡小学校教諭の家族です。昨日11月16日(月曜日)濃厚接触者で検査し、陽性が確認されました。検体を採取した時は症状はなく、夕方頃から倦怠感と息苦しさが現れています。2週間以内に海外や県外へは行っていないと聞いています。発症2日前の11月14日(土曜日)以降、15日(日曜日)に1時間程度、医療機関で勤務しているものの、マスク着用など感染防止対策を徹底していました。本日指定医療機関に入院しました。接触者で親族7名を把握しており、念のため本日PCR検査を実施する予定です。うち1名を濃厚接触者とし、健康観察と自宅待機を要請しています。
 3人目は、松山市立城西中学校の女性の教職員です。本人が特定される恐れがあるため年齢は非公表とします。11月10日(火曜日)の夜から倦怠感が現れ、翌日11日(水曜日)には37.5℃の発熱があり、市内の医療機関を受診しています。15日(日曜日)に嗅覚障害が現れたため、昨日16日(月曜日)に同じ医療機関を再受診。医師の判断で地域検査センターで検体を採取し、PCR検査の結果、陽性が確認されました。発症前2週間に海外や県外へは行っていません。11月6日(金曜日)に本市23例目の正岡小学校教諭を含む学校関係者5名で会食しています。発症の2日前以降、11月9日(月曜日)と10日(火曜日)に学校で勤務しているものの、生徒との接触はありませんでした。勤務中は常にマスクを着用するなど感染防止に注意をしていたと聞いています。本日指定医療機関に入院しました。現時点でこの方に濃厚接触者はおらず、一緒に会食した残りの学校関係者3名とそれ以外の学校関係者4名、生活上の接触者4名、合わせて11名のPCR検査を本日実施する予定です。市教育委員会で今朝までに同校の消毒は終えています。また本日から安全が確認されるまで同校を臨時休業し、全ての生徒と教職員に念のための自宅待機と健康観察を要請しています。
 4人目は、昨日から新しく始まった診療・検査医療機関で感染が確認された事例です。80代男性無職、先ほどの城西中学校の教職員の家族です。11月14日(土曜日)の夕方38℃の発熱が現れ、16日(月曜日)市内の診療・検査医療機関を受診し、抗原検査で陽性が確認されました。発症前2週間に海外や県外へは行っていません。発症の2日前、12日(木曜日)以降の外出は医療機関の受診と買い物など生活に必要なもののみで、外出時は常にマスクを着用していました。本日指定医療機関に入院し、現時点でこの方に濃厚接触者はいません。
 5人目は、本市24例目40代男性会社役員です。11月14日(土曜日)夕方38.8℃の発熱と咳、関節痛の症状が現れ、昨日16日(月曜日)この方も診療・検査医療機関で抗原検査の結果、陽性が確認されました。昨日指定医療機関に入院しました。
 6人目は、5人目の家族で40代女性会社員です。11月16日(月曜日)に5人目の方の陽性が確認され、保健所が接触者として健康状態を確認し、37℃の発熱があり、診療・検査医療機関で陽性が確認されました。本日指定医療機関に入院しました。
 この2人は、発症前2週間に関東や関西、中国地方へ行っています。県内でのこの方の業務内容は、不特定多数の方と接触するものではないと聞いています。現時点でご家族8名と生活上で接触があった3名、合わせて11名を濃厚接触者で把握しています。ご家族のうち3名に昨日鼻水や咳の症状が現れたため、既にPCR検査を行い陰性が確認されています。残りご家族5名も本日検査を実施する予定です。また生活上で接触があった3名は市外の方で、関係先に連絡しています。
 7人目は、60代男性団体職員です。11月14日(土曜日)に37.6℃の発熱と倦怠感が現れ、翌日15日(日曜日)の朝に解熱したものの、昨日16日(月曜日)に喉の痛みが現れたため、この方も診療・検査医療機関で抗原検査の結果、陽性が確認されました。発症前2週間に海外や県外へは行っていません。県外在住の2名を含む5名で会食しており、本人のほか3名に発熱の症状が出ています。発症の2日前以降の外出は、12日(木曜日)と13日(金曜日)に出勤し、そのほかは医療機関の受診と生活に必要な外出のみで、外出時は常にマスクを着用していたと聞いています。本日指定医療機関に入院しました。この方の仕事は、接客のように広く不特定多数の方と接する業務ではないと聞いています。現時点で家族2名を濃厚接触者で把握し、自宅待機と健康観察を要請しています。また接触のあった職場関係者1名と友人2名も濃厚接触者と合わせて、本日PCR検査を実施する予定です。
 そのほか、本市22例目の50代男性の接触者で仕事関係者17名のPCR検査を本日実施する予定です。
 本日の検査予定を整理すると、23例目、24例目、25例目の濃厚接触者8名、22例目、23例目、25例目の接触者37名、合わせて45名のPCR検査を予定しています。検査結果は明日お知らせできる予定です。

 全国で感染が拡大しています。松山市でも11月11日(水曜日)に約1カ月ぶりに奈良県の陽性患者の濃厚接触者などで4名の陽性が確認されてから、新しい感染事例が続けて発生しています。寒さと乾燥が重なるとウイルスが長くとどまると言われ、今気を抜くと本市でも一気に感染が広がる恐れがあります。市民の皆さんの安全と生活を守るため、そして本市の地域経済を守るため、改めて市民の皆さんに感染拡大防止の行動をお願いします。飛沫感染や接触感染に注意し、引き続き手洗いや換気、マスクの着用など基本的な感染予防を徹底し、健康管理に努めてください。
 また国からは、感染リスクが高まる五つの場面が示されています。一つ目、飲酒の影響で気分が高揚すると注意力が低下する。聴覚が麻痺し大声になりやすい。狭い空間に長時間、大人数が滞在すると感染リスクが高まる。また回し飲みや箸などの共用が感染のリスクを高める。二つ目、長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて感染リスクが高まる。例えば、5人以上の飲食では大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。三つ目、マスクなしに近距離で会話することで、飛沫感染のリスクが高まる。カラオケや車、バスの車中でも注意が必要。四つ目、狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共用されるため感染リスクが高まる。五つ目、仕事での休憩時間に入った時など居場所が切り替わると気の緩みや環境の変化により感染リスクが高まることがある。
 本市でも、5人以上の会食で感染した可能性がある事例も出ています。一方で経済を停滞させないため、飲食店を応援する必要もあります。これから忘年会シーズンです。忘年会などは極力少人数で、回し飲みや箸の共用、大声での会話や長時間の飲酒を控えてください。withコロナの時代、新しい忘年会の方式で、親しい人と過ごしていただきたいと思います。
 年末年始に向けて感染の拡大を断ち切るため、市民の皆さんの安全と生活を守り、本市の地域経済を守るため、市民の皆さんの協力をよろしくお願いします。
 説明は以上です。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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