令和2年10月13日 「松山市総合窓口センター20周年リニューアル」についてほか

更新日:2020年10月15日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和2年10月13日(火曜日) 11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:16人

議題

  • 松山市総合窓口センター20周年リニューアルについて
  • 水切りピクトグラムについて

会見要旨

 それでは、本日の議題2件について説明します。
 まず、松山市総合窓口センター20周年リニューアルについてです。
 松山市では、平成12年11月に全国に先駆けて、さまざまな手続きをワンストップで行う「松山市総合窓口センター」を本館1階市民課に開設しました。開設以来、市民に寄り添い市民目線を大切にしたサービスを提供するため、改善を重ねています。平成26年にはプライバシーに配慮した「個室型のカウンター」などを設け、平成29年には待ち時間に小さなお子さんが遊べる「キッズスペース」を広げました。また高齢者や障がいのある人たちの負担を軽減し、利便性を向上するため、保健や福祉に関する総合的な相談窓口「福祉総合窓口」を平成24年7月から市役所別館1階に開設しました。平成30年には、別館1階にあった福祉総合窓口の申請届出部門を本館1階総合窓口センターに「福祉届出コーナー」として移設し、住所異動時などに福祉に関する手続きもワンフロアで受け付けるほか、それぞれの担当課に行かなければならなかった死亡に関する手続きを1カ所で済ませられる「おくやみ窓口」を開設しました。
 そして開設20周年を迎える今年11月に、主に二つを重点に総合窓口をリニューアルします。
 まず一つ目、フロア通路のフラット化です。
 以前のレンガ敷きの床を、滑りにくい素材で、凹凸のない平らなクッションフロアに変更し、ベビーカーや車椅子をはじめ、市民の皆さんがさらに快適に通行できるようにします。またガタガタと響いていた車輪の音もなくなり、窓口で説明が聞きやすくなります。そのほか床に誘導サインを付けて、授乳室や多目的トイレなどへの案内を分かりやすくします。
 二つ目、さらに便利な窓口案内システムの導入です。新しい機能は主に三つです。
 一つ目は、インターネットの専用サイトで窓口の待ち状況を公開します。あらかじめスマートフォンなどで、窓口の待ち状況を確認し、混雑時の来庁を避けられます。また市役所に来てから待ち時間が長い場合は、順番が近づいたことをメールでお知らせするサービスを利用いただき、先に別の用事を済ませられます。
 二つ目は、インターネットで窓口の優先予約ができるようになります。スマートフォンなどで2週間前から前日までに予約いただくと、予約時刻から優先的に窓口に案内します。予約ができる手続きは、転居届や転出届とマイナンバーカードの電子証明書の手続きです。こちらは10月19日(月曜日)から予約を開始します。
 三つ目は、インターネットで事前に申請書を作成いただけます。事前に入力できる申請書は5種類で、住民票の写し、印鑑登録証明書、転居届、転出届、マイナンバーカードの電子証明書です。スマートフォンなどで必要な項目を入力すると、2次元バーコードが作成されます。来庁時に、フロアにある専用機でそのバーコードを読み取ると、申請書などが印刷されます。
 窓口予約は、全国60の中核市で豊中市に次いで2番目、中四国の県庁所在地では初めての導入です。また申請書の事前作成は、四国の県庁所在地で、初めての導入です。こうした新しいサービスで市民の皆さんの利便性が高まり、またコロナ禍で3密を回避する効果も期待できると考えています。合わせて案内用のモニターでは、民間広告を放映し新しい歳入の確保にも努めていきます。
 リニューアルオープンは、令和2年11月2日(月曜日)午前8時30分からです。当日の8時10分から、本館1階の総合窓口センター待合フロアで、私から職員に訓示を行うほか、報道機関の皆さんにデモンストレーションで、ベビーカーなどの走行やリニューアルした機能を実演し説明します。これからも、「より便利で、よりやさしい窓口」を目指し、さらに市民サービスを向上していきます。

 次に、水切りピクトグラムについてです。
 10月は3R、リデュース、リユース、リサイクルの推進月間と食品ロス削減月間です。まだ食べられるのに捨てられる食品ロスは、全国で約612万トンと言われています。松山市は食品ロスを削減するため、これまで大人数の会食では、最初の30分と最後の10分は自分の席で料理を楽しみ食べ残しを減らす「3010運動」を進めるほか、去年からは毎週金曜日を「冷蔵庫チェックの日」とし、残っている食材や賞味期限などを確認するよう呼び掛けています。
 今年はさらにごみを減量するため、生ごみの約8割は水分であることに着目し、水切りを効果的に促す「ピクトグラム」を制作することにしました。今年7月から募集し、応募いただいた258作品の中から選考の結果、最優秀賞が決まりました。
 こちらになります。松山南高校 砥部分校 デザイン科 3年生の三好 思実さんの、この作品が最優秀賞に決まりました。今月24日(土曜日)と25日(日曜日)の2日間、アイテムえひめで開催する「まつやま環境フェア2020」で、最優秀賞と5点の優秀作品の受賞者を表彰するほか、来場者に最優秀賞のデザインを印刷した、水切り袋を配布するなど生ごみの水切りを啓発します。合わせて環境フェアでは、「環境にやさしいエコなライフスタイルへ」をテーマに、松山市と企業や団体のエコな最新の取り組みを紹介するほか、体験型のステージイベントをはじめ、電気自動車や水素自動車のエコカーを展示するなど環境について楽しく学べます。
 この機会に、市民の皆さん一人一人に、ごみの減量などを意識して、環境にやさしい取り組みを実践いただき、低炭素化や循環型社会を実現していきたいと考えています。
 説明は以上です。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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