令和2年11月10日 「第17回坊っちゃん文学賞の応募結果」についてほか

更新日:2020年11月11日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和2年11月10日(火曜日) 11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:14人

議題

  • 第17回坊っちゃん文学賞の応募結果について
  • 道後REBORNプロジェクトオリジナルアニメーション第3話、

  道後温泉別館 飛鳥乃湯泉3周年記念イベントについて

会見要旨

 本日の議題の前に、新型コロナウィルスに関しお知らせします。
 季節性インフルエンザの流行が心配される時期になりました。新型コロナとインフルエンザが同時流行する恐れもあります。いずれも飛沫感染のほか、接触感染に注意が必要です。引き続き手洗いや換気、マスクの着用など基本的な感染予防を徹底し、健康管理に努めてください。
 愛媛県で発表されているとおり、愛媛県内では11月16日(月曜日)から発熱がある方にスムーズに診療いただく新しい体制が始まります。発熱など風邪の症状がある場合は、かかりつけ医などの身近な医療機関にまずは電話で相談してください。相談する医療機関を迷う場合は、受診相談センター・電話909-3483にご相談いただきましたら、最寄りの医療機関を紹介します。受診の結果、医師が必要と判断した場合は、新型コロナやインフルエンザの検査を実施します。医師の指示に従ってください。
 またこれからクリスマスや大晦日、初詣など不特定多数の方が集まる行事が続きます。一つ目 不特定多数の方が密集し、大声を発する行事やパーティーへの参加、二つ目 大量または長時間や深夜にわたる飲食、三つ目 飲酒して季節行事に参加などは、感染リスクが高まります。極力控えていただくようお願いします。

 それでは、本日の議題2件について説明します。
 まず、第17回坊っちゃん文学賞の応募結果についてです。
 坊っちゃん文学賞は、去年第16回から誰もが気軽に書き始められ、書く楽しみを感じてもらいやすく、また世代を問わず参加いただける4,000字以内の「ショートショート」の文学賞にリニューアルしました。
 令和2年5月1日(金曜日)から令和2年9月30日(水曜日)まで5カ月間作品を募集し、日本全国47都道府県から9,318点が寄せられました。前回の5,628点と比べ約1.7倍になり、過去最高を大きく更新しました。国内のショートショート対象の文学賞の中でも屈指の応募数で、全国の自治体主催の文学賞と比べても突出しています。応募の状況は、年代別に見ると20代が一番多く、どの世代からも多くの方にご応募いただいています。
 気軽に書けるショートショートの特長が生かされたほか、EXILE GENERATIONSのメンバーとして多方面で活躍する、松山市出身の白濱亜嵐さんがアンバサダーに就任し、坊っちゃん文学賞をPRしたり、松山市出身で全国放送のテレビ番組「情熱大陸」に取り上げられ、樹立社ショートショートコンテストで『海酒』が最優秀賞を受賞するなど、現代ショートショートの旗手として活躍されている、松山東高、東京大学、東京大学大学院工学系研究科を卒業の審査員長の田丸雅智さんが、身近なところからアイデアを生み出す、田丸さん独自の手法を使ったショートショートを書く方法を学び、応募できるワークショップを開催された効果もあったと考えています。多くの応募を頂き、「ことばと文学のまち松山」の魅力をさらに広く発信できました。
 これから一次と二次の審査を通過した約20作品を、3名の審査員に審査いただきます。審査員長の田丸雅智さんをはじめ、審査員は、声優、ナレーターで、第7回声優アワード助演女優賞を受賞し、アニメをはじめ報道番組のナレーターやインターネットラジオステーション音泉での朗読番組などさまざまな方面で活躍されている、大原さやかさん、映画監督で映画「溺れるナイフ」が全国で上映され60万人以上を動員し、またRADWIMPS、乃木坂46、Little Glee Monsterなどのミュージックビデオの映像監督も務める、山戸結希さんです。
 結果発表と表彰式は、来年令和3年2月22日(月曜日)に行います。詳細は決まり次第お知らせします。大賞受賞者の作品は、KADOKAWAが発行する、小説や漫画、ライトノベルなどを紹介する総合文芸誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されます。
 過去最多の作品が寄せられた「第17回坊っちゃん文学賞」の大賞にどのような作品が選ばれるのか楽しみにしています。

 次に、道後REBORNプロジェクトオリジナルアニメーション第3話についてです。
 オリジナルアニメーション「火の鳥”道後温泉編”」は、道後温泉の歴史・文化の魅力を分かりやすく伝え、国の内外に発信するなどしています。これまでに制作した予告編第1話「聖徳太子、来浴」、第2話「子規と漱石」は、再生回数が延べ100万回を超え多くの方に視聴いただくほか、今年第9回観光映像大賞の最終選考5作品に選定されるなど好評です。
 今月20日(金曜日)から3部作の最終話である第3話「そして、未来へ」を公開します。制作は、引き続き手塚プロダクションで、キャラクターには、道後湯月町の宝厳寺が生誕地と言われ、時宗の開祖として知られる一遍上人が登場し、その声は新たに俳優の板尾創路さんに演じていただきます。そして、これまでの作品に登場した大国主や少彦名、聖徳太子や正岡子規などもタイムスリップして登場するなど、3部作ならではの演出で、完結編にふさわしい道後温泉の歴史の奥深さを伝える作品です。工事期間を乗り越えて、未来につないでいこうと思わせてくれます。今を生きる私たちに、火の鳥からの力強いメッセージやこれから100年先も輝き続ける道後温泉を描くなど、日本が世界に誇るコンテンツであるアニメーションで、道後温泉の歴史や文化などの魅力を発信していきます。

 最後に、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉3周年についてです。平成29年12月にグランドオープンして以降、観光客はもちろん、地元の皆さんにも多くお越しいただき、飛鳥乃湯泉は、来月12月26日(土曜日)におかげさまで3周年を迎えます。これまで地元の皆さんをはじめ、椿が縁で協定を締結している資生堂さんなどとも連携し、さまざまな魅力を高めてきました。また昨日発表したとおり、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉とその周辺の道後文京地区のまちづくりは第2回コンパクトなまちづくり大賞で、最高位の国土交通大臣賞を受賞しました。
 3周年を記念し、感謝の気持ちを込め、飛鳥乃湯泉の魅力を知り親しんでいただくため、12月12日(土曜日)からコロナ禍で感染防止の観点から実施できるもので「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉3周年記念イベント」を開催します。まず、12月12日(土曜日)の夜から、椿の森に椿の花のランタンを、中庭にギルディング和紙を使った木工行燈を設置し、屋外で幻想的な雰囲気が楽しめます。また12月26日(土曜日)から1月3日(日曜日)まで毎日、飛鳥乃湯泉にご入浴いただいた方、先着100名に紅白まんじゅうをプレゼントします。
 平成31年1月15日から道後温泉本館は営業しながら保存修理工事に入り、2階・3階の休憩室の利用を休止しています。温泉に入って階上でお茶やお茶菓子を楽しみ休憩されるという「道後温泉の文化」は、飛鳥乃湯泉が引き継いでいます。道後温泉文化を継承し、これからも飛鳥乃湯泉ならではのサービスとおもてなしの心で、お客さまをお迎えしていきたいと考えています。

 そのほか道後アート2019・2020では、イルミネーション作品「ひかりの実」を今年も道後公園で12月19日(土曜日)から令和3年1月11日(月曜日・祝日)に開催します。2014年に道後温泉本館改築120周年を記念して開催した道後オンセナート2014で開始してから今年で7回目です。
 アーティストの高橋匡太さんが心を込めて一つ一つ丸を描いた果実の袋に、子どもたちや観光客の皆さんが笑顔などイラストを描き、色とりどりに光る実を展示するアート作品です。参加や協力してもらい完成する作品で、制作された方や鑑賞される皆さんの心に温かく残るものと考えています。会期初日の12月19日(土曜日)は、午後3時からアーティストの高橋匡太さんがワークショップに参加します。そのほか今年6月に開館した上人坂の「ひみつジャナイ基地」や湯築市でも制作体験ができます。
 道後温泉本館北側では、道後REBORNプロジェクトのプロジェクションマッピング、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉では、3周年イベントの中庭のライトアップ、そしてこの道後アート2019・2020の「ひかりの実」を実施し、相乗効果で道後地区全体で夜の回遊性を高め、心温まる冬のイルミネーションを楽しんでいただきたいと考えています。説明は以上です。

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シティプロモーション推進課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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