令和2年5月18日 新型コロナウイルス感染の確認について (松山市10事例目関係)

更新日:2020年5月18日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和2年5月18日(月曜日) 午後4時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:12人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202005/honbu20200518.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 昨日5月17日(日曜日)にもお知らせした本市10例目の事案で、新たに2名の陽性が確認されました。本市での感染者は54人になりました。感染された方にお見舞い申し上げます。また、1日も早い回復をお祈り申し上げます。そして、調査や検査をはじめ、医療の最前線で対応いただいている皆さんに心から敬意と感謝を申し上げます。これまでと同様、感染された方にはプライバシーに配慮して感染の事実を公表することにご理解をいただき、本日公表します。

 昨日17日(日曜日)に、当該医療機関全体の感染状況を把握するため、職員1名、入院患者89名、濃厚接触者1名、合計91名のPCR検査を実施し、3階の病棟に入院している50代男性と、5階の病棟に入院している60代男性の2名の陽性と、89名の陰性が判明しました。
 お二人とも入院中の方で、この2週間、海外や県外へは行かれていません。また、入院生活でも院外に出掛けず院内で過ごしていたようです。医療機関が面会を制限して以降、お二人とも面会した方はいないと聞いています。現在、お二人とも発熱などの症状はありません。当該医療機関内で入院治療を行うか、他の感染症指定医療機関などへ転院するかは、愛媛県や感染制御の専門家である医師などと協議を進めています。
 本日午前、厚生労働省のクラスター対策班に松山市保健所からこれまでの状況などを説明し、午後からは全体像の把握や感染状況の分析などを行っていただいています。今後、クラスター対策班の専門的なご指導をいただきながら、愛媛県とも連携し、感染経路の把握と早期にまた効果的に囲い込みをしていきたいと考えています。
 今回の事例では、これまでに職員138名、入院患者121名、濃厚接触者32名の合わせて291名の検査を実施し、陽性が24名、陰性が267名という状況です。陽性者の内訳は、職員10名、入院患者13名、濃厚接触者1名です。本日残りの入院患者41名全員のPCR検査を予定しています。これで医療機関全体の感染状況を完全に把握できますので、新型コロナウイルスの封じ込めに万全を期したいと考えています。

 昨日の会見でも私の思いをお伝えしました。立場の弱い方への誹謗中傷は差別行為です。未知のウイルスに対する恐怖から、不安を感じているのは皆さん同じです。このような時だからこそ、いつも以上に周りの人を思いやる気持ちを意識し、新型コロナウイルスの感染拡大の防止にご協力をお願いします。

 市民の皆さんには、感染拡大の防止にご協力いただいている中、重ねてお願いします。引き続き気を緩めることなく、特に感染の拡大を回避する行動で、

 一つ目、うつらないよう自己防衛をお願いします。こまめな手洗いや定期的な換気などに心掛けてください。また、十分な栄養と休養で健康管理することも重要です。

 二つ目、うつさないように周りに配慮をお願いします。自らが感染しているかもしれないという意識を持ち、咳エチケットを徹底するほか、会話では一定の距離を保つなど、配慮をしてください。体調が悪い時は自宅で安静に過ごしてください。

 三つ目、県外の移動自粛と3密回避をお願いします。感染拡大地域をはじめ、帰省、旅行、出張など都道府県をまたいだ移動は避けてください。接客を伴う飲食店などは特に注意が必要です。密閉、密集、密接の「三つの密」のある場への外出は控えるほか、買い物に出掛ける際は人数を最小限に絞り、混雑時を避けてください。

 感染拡大の防止にご協力いただきますようお願いします。説明は以上です。

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シティプロモーション推進課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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