銅三鈷鈴 1口

更新日:2012年3月1日

「銅三鈷鈴(さんこれい)」について

銅三鈷鈴

文化財の区分

愛媛県指定有形文化財(工芸品)

指定(登録)年月日

昭和43年3月8日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市石手2丁目9-21 石手寺
連絡先:石手寺 (電話番号089-977-0870)

解説

 三鈷鈴(さんこれい)とは、先が三叉に分かれた金剛杵(こんごうしょ)(三鈷)の一方の端に鈴を取付けた法具であり、密教で煩悩を破り菩提心を起こすためのものである。
 この鈴は高さ17.3cm、鈴身高6.5cm、口径7.4cm、鈷長2.7cmである。
 これと同形同様の三鈷鈴が京都・仁和寺と延暦寺の滋賀院にあり、伝教大師最澄が用いた松虫鈴・鈴虫鈴と伝えられている。宋時代の西域地方の所産と推定される。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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