木造 阿弥陀如来坐像 1躯

更新日:2012年3月1日

「木造 阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像」について

文化財の区分

愛媛県指定有形文化財(彫刻)

指定(登録)年月日

昭和40年4月2日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市浄瑠璃町 八坂寺

解説

 四国八十八か所47番の札所・八坂寺の本尊で、50年に1度しか開帳されない秘仏である(前回開帳は平成26年(2014年))。
 上品下生印(じょうぼんげしょういん)を結ぶ阿弥陀如来坐像で、像高84cm、重さ18kgの寄木造である。粒のあらい螺髪(らほつ)や低い肉髻(にくけい)、髪際のゆるい波形、面相の張りのある引きしまったさま、衲衣(のうえ)の深い複雑な衣紋(えもん)の彫り方などには鎌倉時代後期の手法や特色が顕著で、当時の代表的な作品である。
 昭和10年(1935年)に金泥塗替の修理が行われている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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