子規堂 附 埋髪塔
更新日:2021年4月30日
「子規堂 附 埋髪塔 」について
文化財の区分
愛媛県指定記念物(史跡)
指定(登録)年月日
昭和23年10月28日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市末広町16番地3号(外部サイト) 正宗寺
連絡先:正宗寺(電話番号089-945-0400)
解説
正岡子規(1867年~1902年)は、慶応3年(1867年)9月、温泉郡藤原新町(現・松山市花園町)で生まれたが、まもなく湊町4丁目に転居、数え17歳(満15歳)で上京するまでここに住んだ。
大正15年(1926年)この旧宅の用材をつかい、柳原極堂の記憶に基づいて、子規の旧居を模して、正宗寺の本堂の傍らに建てられたのが最初の子規堂である。その後、昭和8年(1933年)に寺の火災で類焼し、再興されたが、同20年(1945年)松山大空襲によって再び寺とともに焼失した。
現在の建物は、旧宅の間取りを模して建てられたもので、総建築面積151平方メートルの木造平屋建、室内には子規の遺墨や遺品が多く展示されている。
埋髪塔は、明治37年(1904年)子規の3周忌に正宗寺の住職仏海によりたてられ、拝石に彫られた子規像と文字は、下村為山の筆になるものである。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
