南柿 1本
更新日:2021年4月30日
「南柿 」について
文化財の区分
愛媛県指定天然記念物
指定(登録)年月日
昭和34年3月31日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市本谷(外部サイト) 雲門寺
解説
本谷道をはずれ南面した山腹の民家を通りぬけると、塀に囲まれた雲門寺がある。その日当たりのよい前庭に高々と枝を張っているのが「南柿」と呼ばれ、カキの木としては珍しい巨木である。
この南柿は根回り3.7m、目通り1.8mの大きさで、樹幹は地上7.8mでほとんど真っ直ぐに伸び、高さ25mにも及び、上枝には苔やフウランなどが寄着して、その樹齢のほどをしのばせている。
里人は付近の西条柿のほとんどが、この木から
もともとこの雲門寺は横山城主代々の
のち災火に遭い、東側半分ほどは枝葉衰え、枯死寸前となっていたが、現在は回復し樹勢もきわめて旺盛である。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
