仙波家住宅主屋ほか1棟が国の有形文化財(建造物)に登録されます

更新日:2024年11月14日

発表内容

内容

 文化審議会は、令和6年11月22日(金曜日)に開催する文化庁文化審議会文化財分科会の審議と議決を経て、松山市北久米町に所在する「仙波家住宅主屋」と「仙波家住宅露地門及び塀」の2棟を国の有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に答申しました。
 後日、官報で告示され登録されます。松山市内の登録有形文化財(建造物)は、合計40件になります。

答申日

令和6年11月22日(金曜日)

答申された有形文化財

1.種別 登録有形文化財(建造物)
2.名称 a.仙波家住宅主屋(せんばけじゅうたくおもや)1棟
    b.仙波家住宅露地門及び塀(せんばけじゅうたくろじもんおよびへい)1棟
3.登録基準 a.造形の規範になっているもの
      b.国土の歴史的景観に寄与しているもの
4.特徴など
 仙波家住宅は明治33年に建設された松山市北久米町に所在する農家で、主屋と露地門、塀で構成されます。
 主屋は敷地中央に南面して建つ、入母屋造つし2階建の構造です。東に土間、西に居室を配し、南西隅の座敷は北面に床を構え、南面と西面に内縁と濡縁を廻しています。付書院に櫛形火灯窓(くしがたかとうまど)を開け、繊細な組子の欄間を建てるなど上質な仕上げです。
 露地門は、主屋南側の庭への出入口になる間口1.4mの薬医門で、屋根は切妻造本瓦葺で箱棟胴板瓦に波をあしらい、棟両端に鯱瓦を載せた華やかなつくりです。両脇は本瓦葺の板塀で、南辺は桟瓦葺の土塀とし、屋敷正面の構えを整えています。
4.所有者 個人
5.所在地 松山市北久米町394

現地取材

【日時】令和6年11月20日(水曜日) 13時30分~
【場所】松山市北久米町394

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お問い合わせ

教育委員会事務局 文化財課
所在地:松山市三番町六丁目6番地1
課長:岸 洋三
担当執行リーダー:岸見 泰宏
電話:089-948-6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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