令和4年1月7日　新型コロナウイルス感染の確認について

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭（市長説明）のみを掲載しています。

• 日時：令和4年1月7日（金曜日）　午後5時30分から
• 場所：本館3階第1会議室
• 記者数：10人

• 新型コロナウイルス感染の確認について

　それでは、新型コロナウイルス感染症の確認について、昨日は新規事例13名の陽性を確認しました。陽性が確認された方にお見舞いを申し上げ、また1日も早い回復をお祈りします。
　おととい5日（水曜日）の公表分と合わせ、若い世代の方が年末年始に県外を訪問するなどして感染し、ウイルスを持ち帰った事例が多く見られます。県外から来られた方と過ごした後、陽性が判明したケースもあります。このウイルスを家庭内や職場などで広げないよう注意が必要です。
　全国の感染拡大の状況を見ると、オミクロン株の感染のスピードは速く、火曜日に1千人台、水曜日は2千人台、昨日は4千人台と日々倍増しています。本市でも今後、新規陽性者の濃厚接触者を検査していきますので、既存事例の感染確認も増えてくると予想されます。陽性者の把握が遅れると、市内で瞬く間に感染が広がる可能性があります。ぜひ保健所の調査にご協力をお願いします。昨日の知事の会見で、「既に県内の感染はオミクロン株が主流」「第6波の入り口に差し掛かっていると言わざるを得ない」「もはやいつ市中感染が起こってもおかしくない状況」と見解が示されました。
　第6波をできるだけ抑えるには市民の皆さん、事業者の皆さんの行動が重要です。現時点では確認されていないものの、既に市内にオミクロン株が持ち込まれ、市中感染が始まっているという前提で行動するようお願いします。具体的には、引き続き正しくマスクを着用し、定期的な手洗いと換気など感染防止対策を徹底するとともに、外出する際は混雑した場所をできるだけ避けてください。また年末年始に県外を往来した方や県外から来た方と接触した方は、自らの体調管理に気を配り、密になる場や店舗への出入りを控え、大声で騒いで飛沫を飛ばさないなど特に慎重な行動をお願いします。
　明日から3連休です。特にまん延防止等重点措置を適用する沖縄県、広島県、山口県への往来は控え、感染が続いている地域でも注意してください。新年会などの会食は、当面1月14日（金曜日）までは大人数、長時間を避ける。県の認証店など感染対策が徹底された店舗を利用する。年末年始に県外を往来した方や県外から来た方と接触した方、体調不良の方は絶対に参加しない、させない。参加者から陽性が確認された場合に保健所が迅速に調査や検査ができるよう、参加者全員の連絡先を把握するなどこれまで以上に注意してください。特に若い世代の皆さんは、「自分たちの世代で感染が増えている」「家庭内や友人に感染を広げてはいけない」と考え、くれぐれも感染リスクの高い行動はしないようお願いします。店舗や事業所では、職場内の換気や消毒、人と人との距離の確保をお願いします。また市内で感染が拡大した場合、テレワークや時差出勤を速やかに実施するほか、体調確認を徹底し、少しでも体調が悪い場合は出勤せず、医療機関を受診するよう促すなど職場内で感染の抑制をお願いします。飲食店では、安心して利用してもらえるよう県の認証取得を積極的に検討してください。自分を守り、大切な家族を守り、地域を守るため、市民の皆さんのご協力をお願いします。
　感染に不安のある無症状の方は、愛媛県が実施している無料検査を受けてください。特に若い世代の方で、年末年始に県外で長時間の会食や不特定多数が参加する3密の場への出入りなど感染リスクの高い場面に接した方は、積極的に検査を受けてください。
　1月9日（日曜日）は成人式です。新成人の皆さんは、当日の体調を確認して式典に出席し、また式典終了後の行動には十分に注意して、特に会食などを行う場合は会食の注意事項を必ず守り、感染を回避する行動を徹底してください。
　本市でも先ほど、市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、昨日の県の20市町合同対策本部会議の内容を周知しました。また各部長には、幅広く情報収集を行うこと、共通認識や危機感、スピード感を持って対応するよう指示しました。
　昨日お知らせした3回目のワクチン接種は、12月に開始した医療従事者に続き、高齢者施設の入所者などは1月20日（木曜日）から、一般の高齢者の皆さんへは1月17日(月曜日)から接種券を順次送付し、2月1日(火曜日)から接種を開始します。今後も希望する方にできるだけ早く、何よりも安全に安心して接種を受けていただけるよう引き続き取り組みます。
　説明は以上です。