令和3年10月26日 「子どもたちの第2のふるさとモニターツアー」について
更新日:2021年10月27日
※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。
- 日時:令和3年10月26日(火曜日) 午前11時00分から
- 場所:本館3階第1会議室
- 記者数:12人
議題
- 子どもたちの第2のふるさとモニターツアーについて
会見要旨
それでは本日の議題、子どもたちの第2のふるさとモニターツアーについてです。
去年10月開催の第1回SDGs提案グランプリで、松山市が提案した「子どもたちの第2のふるさとを創造するサステナブル・ツーリズム」がビヨンドグランプリを受賞しました。中島の魅力や取り組みなどを生かした内容で、そのモニターツアーをANAグループなどと連携し、また株式会社愛媛銀行の支援も受け、来月11月6日(土曜日)、7日(日曜日)に実施します。
SDGsの視点から、松山市の自然をはじめ、文化や食などさまざまな地域資源を生かし、「子どもたちが成長を実感できる旅」、「また帰ってきたくなる旅」を提供し、将来の関係人口を増やします。対象は、新型コロナウイルス感染症の影響で修学旅行に行けなかった子など、関東圏の子どもたち14名です。この企画は、SDGsの七つのゴールに該当します。ゴール2食の恵みへの感謝、ゴール7エネルギー、ゴール11まちづくり、ゴール13気候変動、ゴール14海の豊かさ、ゴール15陸の豊かさ、ゴール17パートナーシップです。
現在中島では、松山市SDGs推進協議会の先行プロジェクト「スマートアイランドモデル分科会」の活動を17団体の皆さんと連携して進めています。その一つで、今年4月から中島で2年間のグリーンスローモビリティ、通称グリスロの実証を始めました。分科会のメンバーである三井住友海上火災保険株式会社が安全性を確保するための調査を行い、中島にある社会福祉法人島寿会が協力くださり、運行が実現しました。利用者からは、「普段出掛けられない所まで足を延ばせ楽しかった」「孫も一緒に乗りたいと言っていた」という声を、施設長からは、「お年寄りの笑顔が増え、実証に協力して良かった」と言っていただいています。 また島内の宿泊施設ほしふるテラス姫ケ浜でもグリスロを貸し出し、乗車を体験された方から、「開放的で、景色が見られて楽しい」「電気で走るエコなところがいい」などの意見をいただき、今後は新しいアクティビティとして観光誘客やにぎわい創出が期待されます。
子どもたちにもこのグリスロやE-bikeに乗って豊かな自然や美しいビーチを巡ってもらうほか、海岸清掃や釣り体験、宿泊先であるほしふるテラス姫ケ浜の名称のもとになった満天の星空など、本市の取り組みや多くの宝をSDGsを学びながら体験してもらい、「第2のふるさと」として子どもたちの記憶に残る旅を官民が連携し、提供したいと考えています。
説明は以上です。
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